同人用語の基礎知識

ニフターム
Nifterm

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ニフティ巡回に特化した便利な接続・メール・ログ管理ツール

 「ニフターム」 (Nifterm) とは、大手商業 「パソコン通信」 ホスト局、「NIFTY-Serve」(現 @nifty) の 「フォーラム」 やメールなどの機能を使いやすく安価に行なうためのシェアウェアソフトです。 各サービスのログを自動巡回で短時間 (の電話回線接続) で取得、各サービスの閲覧やそれに対するレスや返事の作成をオフラインで行えます。 略称・愛称として 「ニフタ」 とも。

 「NIFTY-Serve」 専用に特化する事で、とっつきにくい自動巡回用のスクリプト作成を簡単な設定で行なえ、後期には事実上の 「NIFTY-Serve」 標準ブラウザとなりました。 現在はバージョンアップを終了し、フリーウェアとなっています。

みかか (NTT) と課金との戦い…

 当時のパソコン通信は基本的にダイヤルアップ (パソ通ホスト局のアクセスポイントへ電話をかけて接続する) でしたので、つなぎっぱなしにすると、その分電話料金がかかってしまいます。 さらに 「ニフティ」 は商業ホストなので、従量制の料金 (接続時間に応じた料金、課金なんていいますね) も、接続していた時間が長ければ長いほどかかります。

 これらを少しでも節約するために、無駄な接続時間をギリギリまで短縮する試みが必要だったんですね。 そこで自動巡回のためのオートパイロット (パソコン通信の操作は各種のコマンドで行うので、script で制御できました) を走らせて、メールやフォーラム掲示板のログを取得していました。

 取得したメールやログは、オフライン (自分のパソコンのローカル環境) で管理するためにログ管理ツールやメール管理ツールを使っていました。 フォーラムなどの書き込み (アーティクル) は、延々と何千何万と連続して続いていたので、例えば中途参加者は、自分がフォーラムに入る前のログ (過去ログ) は、自分できちんと取得しなければなりません。 歴史のあるフォーラムは膨大な過去ログを別ファイルの形でライブラリに保存しているケースも多かったので、それらをダウンロードして利用しますが、その場合にログ管理ツールがないと、どうにもなりませんでしたね。

 ニフタームは、これらが全てひとつのソフトにパッケージされていて、さらにコマンドなどを打ち込まなくても、簡単なマウス操作で自動巡回の設定を行える手軽さがありました。 ちなみに筆者のニフティ時代のログや、この用語集の母体となったパソ通サークルのログなどは、全てニフタームに保存されています。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 1999年12月18日)
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