へびつかい座と13星座占い
へびつかい座と13星座占い


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へびつかい座と13星座占い
 ■ 占星術の2大流派
 現在の形の占星術が確立したのはギリシャ時代で、その頃、春分点は 「おひつじ座」にありました。 占星術では、この春分点を基準に30度ずつ区切って牡羊座、牡牛座…と12星座を定めました。 ところが、春分点は地球の歳差運動とともに2万6千年周期で移動しています。

 セーラームーン原作の第5巻に出てきた 「魚座の時代」、「水瓶座の時代」というのは、天文学上の 「うお座」、「みずがめ座」に春分点がある時代のことをいいます。 現在は 「魚座の時代」で、天文学の12星座と占星術の12星座とは星座一つ分のずれがあって、天文学上の 「うお座」が占星術上の牡羊座に対応しています。

 (同じ様にして、天文学上の 「いて座」は占星術では山羊座に対応することになり、いて座 はちょうど射手座と山羊座の境目あたりにあります (銀河中心について (いて座Aについて)

 西洋占星術には、大きく分けると2つの流派があって、トロピカル方式とサイデリアル方式があります。 前者は牡羊座の0度を春分点とし、後者は天球上に牡羊座の0度を固定しています。 「13星座占い」はどちらかといえば、サイデリアル方式に従った占星術です。 これに対して、現在主流とされているのはトロピカル方式です。
 ■ 14星座占いもある !?
 ところで、黄道上にあるのは、12星座と 「へびつかい座」だけでなく、「くじら座」という星座も 「おひつじ座」と 「うお座」の間にあります。 「13星座占い」どころか、黄道を14等分してこの 「くじら座」をも加えた 「14星座占い」というものさえ考案されたことがあります。
12星座と守護星
 12星座の守護星 (支配星)は、天王星・海王星・冥王星が発見される以前は図のように割り当てられていました。 獅子座には太陽が、蟹座には月が割り当てられ、乙女座から山羊座と双子座から水瓶座には、太陽に近い順に水星・金星・火星・木星・土星が順番に割り当てられました。

 現在もなお、火星・木星・土星はそれぞれ蠍座・魚座・水瓶座の副支配星となっています。
  13星座占いおよび14星座占いで登場する蛇遣 (へびつかい)座および鯨座は、それぞれ蠍座と射手座の間、及び、魚座と牡羊座の間にあります。 守護星でいえば火星と木星の間にあることになります。 太陽系においては、火星と木星の間には小惑星帯があります。 あるいは、火星と木星の間にはかつて太陽系第五番惑星が存在していたが、何らかの理由で崩壊して、その残骸が現在の小惑星帯であるという説があります。
14星座と守護星
 13星座占いでは、蛇遣座の守護星は冥王星と木星とされているようですが、これは火星と木星の間に惑星がないので、両隣の射手座と蠍座から守護星を借りているからにすぎません。

 蛇遣座と鯨座は小惑星帯、あるいは失われた太陽系第五番惑星を守護星に持つ星座であるのかもしれません。
 太陽から土星までの7天体のうち、太陽・月・水星・金星・火星はそれぞれ個人のアイデンティティ・情緒・知性・価値観・衝動を意味し、木星と土星はそれぞれ社会的な倫理と規範を意味するとされています。 小惑星帯は個人と社会を結びつける架け橋となる天体群であるといわれています。 13星座占いが今まで何度否定されても現れてくるのは、あるいはこうした事情があるからなのかもしれません。

 現在は、火星と木星の間だけでなく、海王星・冥王星の外側にも第二の小惑星帯 (カイパーベルト)があることが知られています。 海王星・冥王星の発見により、蠍座の守護星は冥王星に、魚座の守護星は海王星になりましたが、蠍座の次の蛇遣座、あるいは、魚座の次の鯨座は、どちらかがカイパーベルトを守護星にもつ星座なのかもしれません。

本文/ 画像作成/ SESQUI (KGD01735@nifty.ne.jp)
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