月(Moon)と太陽系の惑星たち


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 このページでは、セーラームーンの舞台である月や地球、そしてセーラー戦士の守護星である太陽系の9つの惑星について、初歩的な解説を行っています。 作品登場キャラの名称や位置づけの由来となったと考えられる天体や事象も様々あり、なかなか興味の尽きないものがあります。
このページの最終更新日は 00年7月10日 です
 月 つき/ The Moon
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 衛星 (地球型惑星とも) 距 離 地球より/ 384,400km 直 径 3476km 質 量 7.35e22kg
軌道半径 地球までの距離と同等 公転周期 27.32 自転周期 27.32密 度 3340kg/m3
衛 星 なし (月が地球の衛星) なし
 夜空でもっとも明るい天体であり、我々の住む地球の周りを回っている唯一の衛星 (天然の)が月です。 当然ながら、有史以前からその存在を認められていて、太陽や他の星々同様、古代から信仰の対象でもあり、月にまつわる神話や言い伝え、伝説は枚挙にいとまがありません。 日本では月と呼ばれていますが、ローマではルナ(Luna)、ギリシャではセレネやアルテミス (ギリシャ神話における出産の守護神。 狩猟の女神でもあり、ゼウスとレトの子で、アポロンの姉)と呼ばれていました。

 表面の地形は主に2種類あり、隕石跡であるクレーターが無数に散らばり全表面積の84%を占める “高地”と、なめらかな印象を与える “海”と呼ばれる地形に大別出来ます。 海は大規模な隕石衝突によって溶けた溶岩があふれたものですが、この高地と海の太陽光の反射が織りなす模様の美しさは、例えば日本ではうさぎの餅つきに見立てられ、月を身近に感じさせてくれる理由の一つにもなっています。

 月の自転は地球を回る公転と位相が一致していて,ほぼいつも、同じ面を地球に向けています。 1959年、旧ソビエト連邦の宇宙探査機 「ルナ3号」が裏側の撮影に成功し、またアメリカのアポロ計画による1969〜72年のアポロ11・12号、14〜17号の人類月面到達によって、信仰の対象である月の神秘のベールはいくぶん失われましたが、セーラームーンの一方の舞台ともなっている月の、夜空を見上げた時に素朴に感じる美しい印象は、石器人たちも感じたであろうロマンチックな輝きをまだまだ失っていません。
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 水星 すいせい/ Mercury/ THE WINGED MESSENGER
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 地球型惑星 距 離 57,910,000km 直 径 4,878km 質 量 3.30e23kg
軌道半径 0.387AU 公転周期 58.65 自転周期 58.65密 度 5430kg/m3
衛 星 なし なし
  太陽に最も近い惑星です。 公転周期は88日で、動きが速いことから、ローマ神話における商業と盗賊の守護神マーキュリー、またギリシャ神話における神々の伝令・ヘルメスの名で呼ばれています。 自転周期は約59日ですが、これは公転周期の2/3にあたります。 つまり水星は2回公転する間にちょうど3回自転するという訳です。 このような関係が自転と公転の間にあるために、水星の 「1日」は水星の 「2年」になります。

 ところで水星は地球の近くにありながら、最も遠い冥王星に次いで情報が得られていません。 これは、水星が小さく (的が小さい)、動きが速く (狙いにくい)、太陽に近い (通信・観測上の障害となる)ために探査の手が伸びていないからです。

 実際、水星を探査した探査機は現在までのところ米国のマリナー10号ただ1機のみです。 そのマリナー10号も水星が2回公転する間に1回公転するという軌道をとりながら水星の同じ側から接近したので、水星表面の半分しか近接撮影ができませんでした。 巨大な断崖がいくつもあること、クレーターに覆われた地表を持つことは分かりましたが、残りの半分は未だに地球人にとっては未知なのです。

 水星という名を持ちながら、水とは全く無縁の世界と思われていましたが、極域のクレーターの底の永久影には氷があるらしいことが地上からのレーダー観測でわかりました。 セーラーマーキュリーの居城、マリナー・キャッスルは、水星の極域にあるのかもしれませんね。
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 金星 きんせい/ Venus/ THE BRINGER OF PEACE
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 地球型惑星 距 離 108,200,000km 直 径 12,103.6km 質 量 4.869×10^24kg
軌道半径 0.723AU 公転周期 224.70 自転周期 243.0日/ 逆回り密 度 5240kg/m3
衛 星 なし なし
  地球のすぐ内側を回る惑星で、太陽と月を除くと全天で最も明るく輝く天体です。 昔から 「宵の明星」・「明けの明星」とよばれ、愛と美の女神ヴィーナスの名で呼ばれています。 地表の地理には女性名が数多く付けられ (ジュニーバ平原、アフロディーテ大陸など)、文字通り夜空の美の女神として輝き続けて来ました。

 しかし、その名とは裏腹に、様々な観測の結果、表面温度は摂氏400度を超え、90気圧を超える二酸化炭素に覆われ、硫酸の雨が降り注ぐというまさに地獄のような世界である事が今日分かっています。 また地表には、いわゆる円形のクレーターはありませんが、これも、小さな隕石は地球と同様大気中で燃え尽きますが、大型のものはこの濃い大気で例外なく空中爆発をしてしまうからだと云われています。 美しいけれど気性が荒く、また悪い虫を寄せ付けない愛の鞭を持つ女神といったところでしょうか (^-^;)。 自転周期は243日と非常に遅く、しかも他の惑星と違って逆方向に自転しています。

 原作のセーラーVには、ヴィーナス・サルファ・スモークという技がありましたが、サルファとは硫黄 (sulfa)のことで、ヴィーナスの居城のマゼラン・キャッスルは金星の雲の上に浮いていましたから、ヴィーナスはこのような環境の中でヴィーナス・サルファ・スモークという技を会得したのかもしれません… ( ((^-^;)。
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 地球 ちきゅう/ Earth
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 地球型惑星 距 離 149,600,000km 直 径 12,756.3km 質 量 5.976e24kg
軌道半径 1.496×108/ 1AU 公転周期 365.26 自転周期 0.997密 度 5520kg/m3
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
    月 (The Moon)       384 km/ 3476 km/ 7.35e22 kg/      (計1つ)
 なし
 いうまでもなく、私達の住む惑星です。 現在のところ、太陽系で唯一生命が宿っている惑星でもあります。 英語ではアース (Earth)といいますが、テラ (Terra)ともガイア (Gaea)とも呼ばれています。 これらの名前はそれぞれローマ神話とギリシャ神話の “大地母神”に由来しています。 ガイアはウラヌスと夫婦になり神々の祖となりました。 ガイア仮説という仮説がありますが、これは地球の生態系自らがその環境を自己調節する機能を有することから、この生態系全体が一個の生命体であるとして、この生命体をガイアと称することにしたのでした。

 セラムンSで、ウィッチーズ5の一人、テルルの名前は元素名のテルル (Tellurium)に因みますが、この元素名はテラ (Terra)に因んでいます。 これは同時期に発見されたウラン (Uranium: ウラヌス・天王星に因む)と対になるガイア (テラ)に因んで名付けられたからです。

 噂では、地場まもちゃ!が統べる星…らしいですが、そうなったら哀しいなぁ…(笑)。
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 火星 かせい/ Mars/ THE BRINGER OF WAR
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 地球型惑星 距 離 227,940,000km 直 径 6,794km 質 量 6.4219e23kg
軌道半径 1.524AU 公転周期 686.98 自転周期 1.026密 度 3930kg/m3
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1877/ フォボス (Phobos)    9 km/  22 km/ 1.08e16 kg/ ホール
 1877/ ダイモス (Deimos)    23 km/  12 km/ 1.80e15 kg/  〃    (計2つ)
 なし
 地球のすぐ外側をかなりの楕円を描きながら公転している惑星で、公転周期は687日、15〜17年に一度地球に大接近します。 その赤い輝きとともに軍神・マルスの名で呼ばれ、この大接近時には昔から戦争が起こると言い伝えられています。

 起伏に富んだ地表を持ち、24kmもの高さを誇るオリンポス山や、差し渡し4,000km、高さ10kmのタルシス台地、全長4,000km、深さ2〜7kmのマリネリス峡谷、直系2,000km、深さ6km、のヘラス平原(隕石クレーター)の他、大小様々なクレーター・山脈・丘陵などによる壮観をていしています。 これらは近距離である事も手伝って地球でも古くから観測されており、表面の幾何学的な模様はしばしば運河であると見られ、いわゆる火星人の存在を、夢として私たちに与えてくれていました。

 太陽系の星々の中では生物の存在 (あるいはその痕跡の発見)がもっとも期待される天体のひとつで、人類が初めて到達・移住する惑星の最有力候補です。 この星に公国が誕生するかどうかは分かりませんが(笑)、いずれ何世代か隔てた将来、レイと云う名の女の子は、この地で生まれるかも知れません。
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 木星 もくせい/ Jupiter/ THE BRINGER OF JOLLITY
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 木星型惑星 距 離 778,330,000km 直 径 赤道/ 142,984km 質 量 1.900e27kg
軌道半径 5.203AU 公転周期 11.86 自転周期 0.414密 度 1330kg/m3
 両極/ 133,708 km
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1610/ ガニメデ (Ganymede)   1070 km/ 5262 km/ 1.48e23 kg/ ガリレオ
 1610/ カリスト (Callisto)   1883 km/ 4800 km/ 1.08e23 kg/   〃  
 1610/ イオ (Io)        422 km/ 3630 km/ 8.94e22 kg/   〃  
 1610/ エウロパ (Europa)    671 km/ 3138 km/ 4.80e22 kg/   〃  
 1892/ アマルテア (Amalthea)  181 km/  196 km/ 7.17e18 kg/ バーナード
 1904/ ヒマリア (Himalia)   11480 km/  186 km/ 9.56e18 kg/ ペリネ
 1905/ エララ (Elara)     11737 km/  76 km/ 7.77e17 kg/  〃 
 1908/ パシファエ (Pasiphae) 23500 km/  50 km/ 1.91e17 kg/ メロッテ
 1914/ シノペ (Sinope)    23700 km/  36 km/ 7.77e16 kg/ ニコルソン
 1938/ カルメ (Carme)     22600 km/  40 km/ 9.56e16 kg/   〃  
 1938/ リシテア (Lysithea)  11720 km/  36 km/ 7.77e16 kg/   〃  
 1951/ アナンケ (Ananke)   21200 km/  30 km/ 3.82e16 kg/   〃  
 1974/ レダ (Leda)      11094 km/  16 km/ 5.68e15 kg/ コワール
 1979/ メティス (Metis)     128 km/  40 km/ 9.56e16 kg/ サイノット
 1979/ テーベ (Thebe)      222 km/  100 km/ 7.77e17 kg/   〃  
 1979/ アドラステア (Adrastea) 129 km/  20 km/ 1.91e16 kg/ ジェウィット (計16つ)
 名称 主星との距離/ 幅/ 質量
     ハロ     100000 km/  22800 km/ 不明 kg
     マイン    122800 km/  6400 km/ 1e13 kg
     ゴッサマ   129200 km/ 850000 km/ 不明 kg  (計3本)
  太陽系で最も大きい惑星で、直径は地球の11倍、質量は地球の318倍にもなります。 夜空では金星に次いで明るい惑星ですが、金星が日没前後と日の出前後にしか見られないのに対して、木星は条件が良ければ夜通しずっと見ることができることから 「夜半の明星」ともよばれています。 このような威風堂々とした様から、ローマ神話の主神ジュピター (ギリシャ神話のゼウスに相当)の名で呼ばれています。 まこちゃんも4守護神の中では最も大柄ですね (((^-^;)

 木星は表面に縞模様があり、南半球の低緯度帯には大赤斑といわれる、赤い一つ目のような模様があります。 この大赤斑は地球3個分を飲み込むほどの巨大なもので、その正体は巨大な大気の渦巻きです。

 木星には現在までに16個の衛星が知られていますが、そのうちの4個はガリレオによって発見されたことからガリレオ衛星と呼ばれています。 これらの衛星は月と同じぐらいかそれよりも大きく、最大の衛星であるガニメデは水星よりも大きな衛星です。 4つのガリレオ衛星のうち、最も内側のイオは地球以外で火山活動が認められた唯一の天体です。

 また、イオの外側を巡るエウロパは表面が氷で覆われていますが、その下には膨大な液体の水があるといわれていて、太陽系の星々の中では (地球を除いて)火星に次いで生物の存在が期待される天体となっています。
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 土星 どせい/ Saturn/ THE BRINGER OF OLD AGE
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 木星型惑星 距 離 1,429,400,000km 直 径 赤道/ 120,536km 質 量 5.688e26kg
軌道半径 9.555AU 公転周期 29.46 自転周期 0.444密 度 690kg/m3
 両極/ 108,728 km
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1655/ タイタン (Titan)     1222 km/ 5150 km/ 1.35e23 kg/ ホイヘンス
 1671/ イアペトゥス (Iapetus)  3561 km/ 1460 km/ 1.88e21 kg/ カッシーニ
 1672/ レア (Rhea)        527 km/ 1530 km/ 2.49e21 kg/   〃
 1684/ テティス (Tethys)     295 km/ 1060 km/ 7.55e20 kg/   〃
 1684/ ディオネ (Dione)     377 km/ 1120 km/ 1.05e21 kg/   〃
 1789/ ミマス (Mimas)      186 km/  392 km/ 3.80e19 kg/ ハーシェル
 1789/ エンケラドゥス (Enceladus) 238 km/  520 km/ 8.40e19 kg/   〃
 1848/ ヒペリオン (Hyperion)  1481 km/  286 km/ 1.77e19 kg/ ボンド
 1898/ フェーベ (Phoebe)    12952 km/  220 km/ 4.00e18 kg/ ピカリング
 1966/ ヤヌス (Janus)      151 km/  178 km/ 2.01e18 kg/ ドルフュス
 1980/ テレスト (Telesto)    295 km/  30 km/  不 明 kg/ ライツェマ
 1980/ アトラス (Atlas)     138 km/  28 km/  不 明 kg/ テリル
 1980/ プロメテウス (Prometheus) 139 km/  92 km/ 2.70e17 kg/ コリンズ
 1980/ パンドラ (Pandora)    142 km/  92 km/ 2.20e17 kg/   〃
 1980/ エピメテウス (Epimetheus) 151 km/  114 km/ 5.60e17 kg/ ウォーカー
 1980/ カリプソ (Calypso)    295 km/  26 km/  不 明 kg/ パスキュ
 1980/ ヘレネ (Helene)      377 km/  32 km/  不 明 kg/ ラキュ
 1990/ パン (Pan)        134 km/  20 km/  不 明 kg/ ショーウォルター (計18つ)
            
   ・この他にも、少なくとも12の小衛星が確認されています。
 名称 主星との距離/ 幅/ 質量
     D      67000 km/  7500 km/ 不明  kg
     C      74500 km/ 17500 km/ 1.1e18 kg
     B      92000 km/ 25500 km/ 2.8e19 kg
カッシーニの間隙
     A      122200 km/ 14600 km/ 6.2e18 kg
     F      140210 km/  500 km/ 不明  kg
     G      165800 km/  8000 km/  1e7? kg
     E      180000 km/ 300000 km/ 不明  kg  (計7本)
  木星に次いで大きな惑星で、肉眼で見える惑星では最も遠方に位置しています。 ローマ神話の農神サターンの名で呼ばれるようになりましたが、サターンに相当するギリシャ神話の神は、時の神クロノスでどちらも鎌をもっていました。 クロノスはギリシャ神話の主神ゼウス (ジュピター)の父であり、ゼウスの前の主神でしたが、ゼウスによって王位から追放されたのでした。 セーラー・サターンの 「沈黙の鎌」は、クロノスの鎌に由来しているのでしょうね。

 組成物質は75%が水素で、のこり25%の大半がヘリウム、くわえてごくわずかの水やメタン、アンモニアや岩石で構成されています。 これは、太陽系が形成されたといわれる原初の太陽星雲と非常に似た組成と云えます。 但し密度は極めて低く (太陽系惑星で最も低い)、その比重は水より小さい約0.7 (690kg/m3)です。 よく云われますが、大きな水槽に土星を入れればプッカリと浮くほどです。

 今では木星を始め全てのガス惑星にリング (環)があることが知られていますが、やはり土星といえばこのリングでしょう。 リングは非常に薄いものなので、約15年毎に土星のリングを真横から見る機会がありますが、このときはリングが消失したかのように見えます。

 土星の最大の衛星タイタンは濃い大気に覆われた唯一の衛星です。 大気の成分はメタンと窒素であり、表面には複雑な有機化合物が存在していると予想されることから、太陽系の星々の中では生物の存在 (あるいはその痕跡の発見)が期待される天体の有力候補の1つになっています。
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 天王星 てんのうせい/ Uranus/ THE MAGICIAN
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 木星型惑星 (ガス惑星) 距 離 2,870,990,000km 直 径 赤道/ 51118km 質 量 8.686e25kg
軌道半径 19.218AU 公転周期 84.02 自転周期 0.718密 度 1270kg/m3
 / 49946 km
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1787/ ティタニア (Titania)  436000 km/ 1578 km/ 3.49e21 kg/ ハーシェル
 1787/ オベロン (Oberon)    583000 km/ 1522 km/ 3.03e21 kg/   〃
 1948/ ミランダ (Miranda)   130000 km/  472 km/ 6.30e19 kg/ カイパー
 1851/ エアリアル (Ariel)    191000 km/ 1158 km/ 1.27e21 kg/ ラッセル
 1851/ アンブリエル(Umbriel)  266000 km/ 1170 km/ 1.27e21 kg/   〃
 1985/ パック (Puck)      86000 km/  154 km/  不 明 kg/ ボイジャー2号
 1986/ コーディリア (Cordelia)  50000 km/  26 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ オフィーリア (Ophelia)  54000 km/  32 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ ビアンカ (Bianca)    59000 km/  44 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ クレッシダ (Cressida)  62000 km/  66 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ デスディモナ (Desdemona) 63000 km/  58 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ ジュリエット (Juliet)  64000 km/  84 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ ポーシァ (Portia)    66000 km/  110 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ ロザリンド (Rosalind)  70000 km/  54 km/  不 明 kg/    〃   
 1986/ ベリンダ (Belinda)    75000 km/  68 km/  不 明 kg/    〃   
 1997/     (Caliban)    7100000 km/  30 km/  不 明 kg/ グラッドマン
 1997/     (Sycorax)   12200000 km/  60 km/  不 明 kg/    〃
 1999/ 1986U10          75000 km/  20 km/  不 明 kg/ カルコシュカ
 1999/ 1999U1         10000000 km/  20 km/  不 明 kg/ カベラーズ
 1999/ 1999U2         25000000 km/  15 km/  不 明 kg/ グラッドマン  (計20つ)
   
   ・なお、この他にも、軌道が確定していない衛星が1つ発見されています。
 名称 主星との距離/ 幅/ 仮符号
     アルパ    44720 km/  7〜 12 km/
     ベータ    45670 km/  7〜 12 km/
     エータ    47190 km/  〜 2 km/
     ガンマ    47630 km/  1〜 4 km/
     デルタ    48290 km/  3〜 9 km/
     エプシーロン 51140 km/ 20〜100 km/
            38000 km/   2500 km/ 1986U2R
            50020 km/  1〜 2 km/ 1986U1R
     第4     42580 km/  2〜 3 km/
     第5     42230 km/  2〜 3 km/
     第6     41840 km/  1〜 3 km/   (計11本)
  少なくとも1690年までには複数の観測記録がありましたが、正式には 1781年3月13日、ウィリアム・ハーシェルによって発見された惑星となっています。 土星の外側に発見されたため、クロノス (ローマ神話のサトゥルヌス/ 土星)がゼウス (木星)の父であることから、これにならって、クロノスの父である原初の天空神・ウラヌスに因んで命名されました。 ただしこれは1850年頃になっての事で、それまではゲオルギウム・シドゥス (ジョージの星の意。 発見者ハーシェルを支援していたイギリス王ジョージ三世を記念して付けたもの)と呼ばれていました。

 天王星は自転軸もその周りの衛星もリングも横倒しになって回っていますが、これは天王星ができた直後に、地球大のサイズの氷でできた天体が衝突したからだと考えられています。 木星・土星を始め、巨大ガス惑星の中で自転軸が横倒しになっているのは天王星だけです (おかげで、どちらが北極でどちらが南極か…と云うような、あまり他の惑星では聞かないような論争も起きています (^-^;)

 一風変わった自転軸を持ち、名称の由来となったウラヌスもまた、クロノスの鎌で去勢されて王位を追放されてしまいました。 こんな変わった星を守護星に持ったから、はるかさんは男装の麗人という型破りなスタイルで登場したのかも知れませんね。
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 海王星 かいおうせい/ Neptune/ THE MYSTIC
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 木星型惑星 距 離 4,504,000,000km 直 径 赤道/ 49,528km 質 量 1.0247×10^26kg
軌道半径 30.110AU 公転周期 164.77 自転周期 0.671密 度 1640kg/m3
 / 48,600 km
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1846/ トリトン (Triton)    355 km/ 2700 km/ 2.14×10^22 kg/ ラッセル
 1949/ ネレイド (Nereid)   5509 km/  340 km/   不 明  kg/ カイパー
 1989/ ナイアッド (Naiad)    48 km/  58 km/   不 明  kg/ ボイジャー2号
 1989/ タラッサ (Thalassa)   50 km/  80 km/   不 明  kg/    〃
 1989/ デスピナ (Despina)    53 km/  148 km/   不 明  kg/    〃
 1989/ ガラテア (Galatea)    62 km/  158 km/   不 明  kg/    〃
 1989/ ラリッサ (Larissa)    74 km/  192 km/   不 明  kg/    〃
 1989/ プロテウス (Proteus)  118 km/  418 km/   不 明  kg/    〃  (計8つ)
 名称 主星との距離/ 幅/ 仮符号
     拡散      41900 km/  15 km/ 1989N3R
     内       53200 km/  15 km/ 1989N2R
     プラトー    53200 km/ 5800 km/ 1989N4R
     主       62930 km/  50 km/ 1989N1R   (計4本)
  天王星の運動が木星・土星の影響を考慮しても説明できなかったことから、計算によってその存在が予測されて発見された惑星です。 この惑星は天王星の外側に発見されましたが、原初の天空神であるウラヌスには親がいなかったため、青く見える外観から海神ネプチューン (ギリシャ神話ではポセイドン)に因んで命名されました。 ちなみに青色は、大気中に大量に含まれるメタンが赤い光を吸収するためです。

 1989年8月25日、ボイジャー2号が海王星への唯一の探査機として接近しました。 その際、木星の大赤班とよく似た “大黒班”を表面に発見しました。 大きさは地球の直径の半分ほどもあります。 ところが1994年に米ハッブル宇宙望遠鏡が表面を詳細に観測したところ、この大黒班は消えており、またその数ヶ月後には、今度は北半球に新しい小さな黒班を発見しました。 ガス惑星には大気中の強い風はつきものですが、こと海王星では時速2,000km (!)に及ぶ太陽系最速の強風が吹いていて、内に秘めた激しい気性…もとい、気候を想像させます(笑)。

 海王星の最大の衛星はトリトンですが、この衛星は他の衛星と違って逆方向に公転しています。 このため、トリトンはかつては冥王星とよく似た、太陽の周りを回る独立した惑星だったものが海王星の重力に捕らえられたものだと考えられています。 してみると、海王星−トリトンというのは、地球−月や後に出てくる冥王星−カロンと同様に二重惑星というべきなのかもしれません。

 トリトンと、後に出てくる冥王星もそうですが、これらの天体は海王星の重力で軌道を変えられて今の姿になったと考えられています。 天王星に衝突した氷天体もまた海王星に軌道を変えられたものなのかもしれません。 神秘の微笑みをたたえつつも、みちるさんの影響力恐るべし、ですね(笑)。
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 冥王星 めいおうせい/ Pluto
水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星

基礎データ
分 類 惑星 (小惑星や流星とも) 距 離 5,913,520,000km 直 径 2,320km 質 量 1.32e22kg
軌道半径 39.54AU 公転周期 247.80 自転周期 6.387密 度 2130kg/m3
衛 星 発見年/ 名称 主星との距離/ 直径/ 質量/ 発見者
 1878/ カロン (Charon)   19640 km/ 2540 km/ 1.47e21 kg/ J.クリスティ (1つ)
   
   ・大きさの比率から、主星と衛星というより一種の2連惑星とする見方もあります。
  太陽系の最も外側を回る惑星であり、常闇の世界であることから、冥界の王プルートに因んで命名されました。

 冥王星の軌道は9惑星中最もいびつな楕円形をしていて、太陽に最接近した時には、海王星よりも太陽に近づきます。 1979年〜1999年の20年間は冥王星の方が海王星よりも近い状態が続いていました。

 こんな冥王星ですが、海王星とは決して衝突しないことがわかっています。 一つは、冥王星の軌道面は海王星の軌道面に対して17度も傾いているので、実際には冥王星の軌道と海王星の軌道は交差しないからです。 もう一つの理由は、冥王星が2回公転する間に海王星は3回公転しますが、冥王星が海王星に最も接近するのは、冥王星が太陽から最も遠いときに限られているからです。

 冥王星にはただ一つ、カロンという衛星がありますが、カロンの直径は冥王星の半分もあるので、これらは惑星と衛星というより二重惑星というべきでしょう。

 天王星以遠の惑星が発見されるまでは、土星が太陽系最果ての惑星であって、「混沌の門の衛士」ともよばれていました。今は冥王星が太陽系最果ての惑星ですが、セーラー・プルートが時空の扉の衛り役なのは、「混沌の門の衛士」の地位にあるのが今は冥王星だからでしょうね、きっと。
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 セーラームーンと夜空
  フとした拍子に明るい満月などを見ると、子供の頃は 「アポロが降りたんだ…」くらいの印象しか持ちませんでしたが (ちなみにウサギの餅つきだけは、そう見ようとしても見えた試しがないんですが(笑)、セラムンを知ってからこっち、別の感慨も持つようになりましたね。 ああ…、うさぎちゃん (セレニティ) が住んでいるんだ…みたいな(笑)。

 筆者 (うっ!) を含め、《ぱら☆あみ》メンバには、年齢的にカールセーガン博士の 「COSMOS」 に触発されたり、またアニメ 「宇宙戦艦ヤト」 や映画 「STAR WARS」 に宇宙への憧れをかき立てられたりした世代が多かったりするんですが、その意味でもセラムンは、うさぎちゃんの笑顔やまこちゃんの太ももやミニスカセーラー服が直接的な理由だったにせよ(笑)、とにかく僕たちにとって “好きになるのを宿命づけられたアニメ・作品” だったと云っても良いかも知れません。

喫茶《ぱらだいす☆あ〜み〜》雑学担当/ 皿洗い/
SESQUI/ うっ!
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