不可抗力、避けられない被害という意味でも使われる 「事故」
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| 今日もゼロ災で逝こう ヨシッ!! (同人する子) |
「事故」(じこ) とは、誰かを傷つけようとか迷惑をかけようとか壊そうといった悪意や意図がなく、単なる偶然や不注意、あるいはシステムの不備や故障などで発生してしまう人身の傷害や物の損壊といった 不幸 (臨まない悪い結果) のことです。
日常 や報道などでよく目にするのは道路交通における交通事故 (衝突) や職場で発生する労務事故 (災害/ 衝突や落下 (墜落・転落)、転倒や機械類への身体の巻き込まれなど)、あるいは医療事故でしょう。 同人 の世界では、同人誌 などの 通販 で郵便を使った際にしばしば生じる不着や大きな遅延、あるいは郵便物の紛失といった 郵便事故 あたりもよく使われれるかもしれません。
事故は思いがけず起こる悪い出来事であり、被害を与えた側が明確に存在すれば加害者、受けた側は被害者となりますが、同じく被害者が存在する 「事件」 との言葉としての違いは、相手側に意図 (故意や悪意) があったかどうかになります。 災害との区別はケースバイケースですが、労務関係ではよく用いられ (死亡 の場合は物故とも)、また規模の大きな事故、あるいは複数の事故が同時多発・連鎖的に生じて当事者以外の第三者や周囲にまで被害を及ぼした場合はしばしば災害 (人為的災害) と呼ぶこともあります。
自然災害や災害によって避けがたく生じる事故はともかく、世の中のほとんど全ての人が関わる事故は、究極的には防ぐことができるものばかりです。 とはいえ人間は間違いを犯すものですし、軽微なミスは避けがたく、事故をゼロにするのは難しいでしょう。 軽微なミスの積み重ねはいずれ大きなミスにつながりますが、かといって小さなミスを厳しく罰すれば隠蔽が横行するでしょうし、あまりがんじがらめに幾重もの対策をし過ぎても逆効果になることもあります。 ミスは起こるものとして対策を取ることが重要になりますが、そう簡単に事故が防げるならとっくに世の中から事故などなくなっています。
「運が悪かっただけ」 の言い換えとして
一方、避けられないもの、誰かに原因や責任を問わない (問えない) 不幸な出来事に対して、「運が悪かっただけだ」 の言い換えとして事故と呼ぶこともあります。 不運 にも仲の悪い者同士がばったりと顔を合わせて気まずい空気が流れるとか、ゲーム の 行為判定 で運悪く 下振れ を引いてしまった、初見殺し に引っかかったなどのケースです。 また当事者に原因や責任が仮にあったとしても、それを指摘して責めても意味がない場合に事故扱いとし、「仕方ない」 と慰めるための使い方もあります。
似た使われ方をするものに、事件や災難である 「当たり屋に遭ったようなもの」「通り魔に遭ったようなもの」「野良犬に噛まれたようなもの」 などもあります。 本人に原因や責任があろうがなかろうが、過ぎたことをいつまでも悔やんでも仕方がないといった意味や ニュアンス の言葉となります。






