上着の袖でお手々を隠す 「萌え袖」
やっぱ萌え袖は萌える (同人する子) |
「萌え袖」(もえそで) とは、服の袖部分が手の甲や手の平部分までかかっている状態のことです。 厳密な定義はありませんが、指の先端がわずかに見えている程度、あるいはほとんど隠れている状態を指すこともあります。 「ダボ袖」 と呼ぶこともあります。
袖が手に掛かるほどのサイズとなるのは、着衣に対して体が小さい状態、あるいは ロリ やそれに近い ニュアンス があります。 また冬の寒さから手を守るため、セーターやカーディガン、あるいは ジャージ などの袖を伸ばして 防寒 をはかる仕草を表現することもあります。 これらはいずれも伸縮しやすい衣服であり、相性も抜群です。
いずれにせよ 「可愛い」 状態や仕草であり、萌える と感じられる人が多いようです。 対象は女性が多く、元々は男性側から出た 萌え要素 をあらわす言葉ですが、後に性別は問わなくなっています。
なおタートルネックのセーターやジャージなど首元を締められる衣服で、襟の部分を上に伸ばして口元を隠すような着こなしは 萌え襟、萌え襟っぽい感じにジャージの襟を手でクイっと持ち上げる仕草は 襟クイ と呼びます。 これらは萌え袖と合わせて行われることも多いでしょう。 その場合、全体でぶかぶか萌えといった呼び方になることもあります。 ぶかぶかの服を着ている姿に萌える訳ですね。
防寒だったりあざとい演出だったり…
制服 や普段着のちょっとした着こなし方や着崩し方、それによる仕草や風情を愛でるものには様々な種類があります。 いずれも日常生活で目にするとても身近なものばかりであり、創作物の キャラ でも、その魅力を活かした描かれ方がされることが多いでしょう。 エロ いものでは、全裸 やパンツ姿の女性が男物の長袖ワイシャツなどを身に着けて (全裸ワイシャツ) 萌え袖となる場合もあります。
なお女児が大人用のシャツを着たり女の子が男物のシャツを身に着けたり、さらに肩部分を半脱ぎするなどして袖が完全に手を隠し、あるいは先端部分がぶらぶらとしているような状態は、とくに 「お袖ぶらぶら」 とか 「ぶらぶら袖」 と呼びます。