見せられないところだけが白く浮き上がる… 「スク水焼け」
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スク水焼けは学校の水泳を頑張った証 (寐津菟かき子) |
「スク水焼け」 とは、スクール水着、なかでも女子用の 水着 を着て野外活動した際に身体につく 日焼け の跡のことです。 とくに旧スク水と呼ばれる上半身に肩紐がついたU字型の首回り、下半身は太ももの付け根あたりに足ぐりがある ワンピース水着 タイプでのそれを指すことが多いでしょう。
日焼けするとその部分は黒くなり、逆に日焼けしない部分は 肌色 のまま白く残ることになります。 水着は胸や股間など隠さなくてはならない部分を隠すためのものでもあるので、逆に水着を脱ぐとそれら隠していた部分だけが地肌として白く浮き上がるようになります。
実際は境目が痒くなったり皮が剥けたり
日焼けが持つ健康的で元気なイメージと、生物の生理現象としての生々しさ、加えて水着の形で恥ずかしいところが浮き上がる様は エロ くもあり、とても魅力的に感じられるものでもあります。 同様の効果は男性の場合も生じます。 海パン で隠された股間部分だけが白く浮き上がるのですね。
これらは野外はもちろん室内、とりわけ薄暗いベッドルームで艶めかしく目をひくばかりでなく、スク水や海パンより小さい水着、例えば ビキニ水着 を着用した際には境目のコントラストとして現れます。 夏の海辺やプールでもしばしば見ることができるものですし、子供の頃に自身で体験して恥ずかしみを覚えた人も多いでしょう。
現実的には マンガ などで描かれるようなはっきりした境目ができると、その部分の皮が中途半端に剥けてきたり痒くなったりして、そうロマンチックなものでもありませんが、児童・生徒の頃特有の現象でもあるし、エロいという意味だけでなく、後年ある種の郷愁や エモさ を感じるものでもあります。
なお類似の 「〇〇焼け」 はそれ以外の衣服でも生じます。 半袖シャツや Tシャツ などで日焼けし、袖で隠れた二の腕の途中から白くなるのは土方焼け (差別的な言葉として今は避けられている) やTシャツ焼け、袖なしのランニングシャツで跡がつくのはランニング焼け、冬のスキーやスノボで身体ではなく顔の一部にゴーグルやサングラスなどの跡がつくことはスキー焼けやスノボ焼けと呼びます。
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