同人用語の基礎知識

コピーアンドペースト/ コピペ

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それがなかった時代が想像できないくらい便利な 「コピペ」

 「コピーアンドペースト」(Copy and Paste) とは、パソコンを使ったデータ作成において、あるデータの要素の一部をいったんコンピュータの一時保存領域 (クリップボード) にコピーして、それを別のデータ、あるいは同じデータの別の場所に貼り付けて利用することを指す言葉です。 文字通りの 「コピーとペースト」 となります。 略して 「コピペ」 とも呼びます。

 Windows パソコンでも Macintosh パソコン (Apple) でも GUIシステム (グラフィカルなユーザーインターフェース) による操作方法はおおむね同じで、貼り付け (移動もしくは複製) したい文字や 画像 などを選ぶかその一部を範囲指定で選択していったんコピー、その後貼り付けたい場所でペーストの操作を行います。 似たものに 「カットアンドペースト」 があり、こちらはコピーではなくカットしてペーストしますが (切り取って貼り付けるもので、コピー元の文字列や画像は消える)、複製・切り取り以外の基本的な操作方法は同じです。

 手書きの文字原稿などは、位置を変えたり複製する際には、同じ文字を再び書くという膨大な手間がかかります。 しかしパソコンによる文章作成ならば、どれほどの文字数でもほとんど一瞬で移動も複製も可能であり、文字書き の世界にある種の革命を起こしたといっても良いでしょう。

 筆者 はパソコン (PC-98) を使う前までの電子デバイスを使用した文字原稿書きでは、いわゆるワープロ専用機 (SHARP の書院) を使用していました。 古い機種でも編集機能などはありましたが、当時はマウスもなく、範囲指定による文書の一部移動やコピーはできたものの、編集メニューを開いてキーボードのカーソルであっちにいったりこっちにいったりといった感じで、その後のパソコンによる文書作成に比べるとやや不便ではありました (それでも手書きに比べたら何十倍も楽でしたが)。

パソコンが普及するにつれ、「手抜き」 といった意味も

 1990年代になるとパソコンの普及も徐々に進み、コピペといった言葉が広く一般でも使われるようになります。 それに伴い、様々な派生語も登場するようになりました。 例えば メールテンプレート といった定型文を 「貼り付けるだけで使える素材」 として 「コピペ素材」 と呼んだり、ネット が広がり 掲示板 などが人気となると、嫌がらせのための 荒らし が同じ文章をひたすら貼り付ける行為を 「コピペ荒らし」、ネット上の情報を切り貼りしてお手軽に作った ホームページ (ウェブサイト) を 「コピペサイト」、書籍を 「コピペ本」 と呼ぶなどです。

 またコピペがあまりに便利でよく使われるようになったことから、本来の意味の他に、比喩的な使い方もされるようになります。 例えば人の真似ばかりでオリジナリティがないものをコピペと呼んだり、大学のレポートや卒論で手抜きや剽窃目的で既存論文や文書をやたらと貼り付けて作られたものをコピペ論文、ひいてはコピペ学生と呼ぶなどです。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2006年4月23日 項目の再構成です)
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