同人用語の基礎知識

よっ友

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お互いに挨拶や会釈はするけれど、顔見知り以上・友達未満な 「よっ友」

 「よっ友」(よっとも) とは、学校の通学途中や下校途中などに偶然出くわした際に、「よっ」 と軽く挨拶や会釈をする程度の関係性の人、軽い顔見知り程度の人のことです。 取りたてて親しいわけでもないものの、お互いに相手のことを認識はしていて、同じクラスで比較的席が近いとか、友達の友達みたいな距離で、無視するのもなんだけど挨拶以上のコミュニケーションを行うほどでもない間柄ということになります。

 言葉としては若者言葉の一つであり、SNS などの ネット の世界でも使われています。

相手の出方を伺ったり、空気を読みすぎるとそのまま終わる

 このくらいの距離感の人との付き合いは、結構難しいものです。 「よっ」「よう」 などと軽く手を振るなどの会釈をしてそのまま別れる場合が大半ですが、たまたま歩く方向が同じでしばらく無言で一緒に歩くような状況になると、何となく居心地が悪いと云うか、微妙な空気がお互いに流れたりします。 その空気がいたたまれず、とくに用事もないのに曲がり角で 「俺こっちだから」 などと云いつつ曲がって別れてみたり、途中で共通の友人などに出くわしてほっと安心したり。

 友達を作るチャンスはあるようでないものなので、相手が好ましい人物だと感じたなら、あえて空気が読めないふり、距離感がおかしい人のふりをして世間話などをはじめてみるのも良いかと思いますが、思春期や若者の頃は他人の目がとにかく気になる人が多いですから、結構難しいものなのかも知れません。 逆に社会人になってから偶然再会を果たして親交が深まるなんてことも結構あったりします。

趣味や同人の世界では、「いつも見かける人」 も増えがち

 なお 同人 の世界では、こうした 「よっ友」 にはわりとよく遭遇するものです。 同じ ジャンル で活動していれば、イベント やらで鉢合わせすることもありますし、どこの誰とも知らず話をしたこともないながら、何となく何度も顔を合わせて顔なじみとなっている人もいます。

 特定のジャンルに限定した オンリー などの小規模な 同人イベント の後に お茶会 が開かれたり、そのジャンルで顔の広い サークル同人作家 が声をかけて打ち上げなどが行われると、そこで初めてちゃんとした会話をして打ち解け、お互いの趣味が一致していて急速に仲良くなることもあります。 あるいは 待機列 で隣り合ったり、イベント会場 の最寄り駅でタクシーの 相乗り でかち合ったり、飲み物の自販機前でばったりと偶然に出会い、そのまま 120円 することもあったりするでしょう。

 学校であれ職場であれ、趣味のイベントの場であれネットの中であれ、お互いにフラットな関係で付き合える友人を獲得するチャンスは、あるようで少ないものです。 年中一緒にいるような深い関係は疲れるとしても、たまに息抜きの無駄話ができる友人は人生にとって得難いものです。 相手の迷惑にならない範囲で世間話などで距離を詰めてみても良いのかもしれません。

 ちなみによく聞く友人関係の距離感で云えば、小学生や中学生の頃に、学校が終わったら毎日どちらかの家に行って ゲーム をして遊ぶような関係は、社会人だと週に1回、仕事終わりや週末に飲みにいったり遊びに行く関係と等価だと云われます。 同じ仲良しでも、子供の頃は毎日遊べても、社会人だと週1が精いっぱいなんですね。 さらにお互い所帯を持ったり仕事で責任ある立場に就くなどして自由になる時間が減ると、年に数回程度会うのが精いっぱいになったりします。

 会う頻度は減っても、いつでも連絡が取れて俺お前で呼び合える友人は人生の宝物でしょう。 好ましい人物がよっ友のまま終わるか、人生の一部になるような親友になるかは、相手よりまず先に自分から歩み寄る必要があるのかも知れません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2017年7月19日)
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