後ろから前からどうぞみたいな感じですか分かりません><
同人 の世界で 18禁 な内容を含むものには 受け や 攻め と云った大きく2つに分類出来る登場 キャラクター の性格と、キャラ同士の組み合わせ、カップリング がつきものですが、これらの組み合わせのうち、どちらのキャラが受けでどちらのキャラが攻めでも良い、双方向OKの組み合わせ、あるいはその状態、キャラの性格を、「リバーシブル」(Reversible) と呼びます。 略して 「リバシ」 や 「リバ」「逆取り扱い」 とも呼びます。
記号として表す時は、「●● □□」、などと書いたりもします。
とはいえ双方向OKといったところで、いきなりあっちにこっちにキャラの性格が揺れ動いては 読者 も混乱しますし、意味を伴ってなければ辻褄もあわず困ります。 キャラクターの受けや攻めの方向性は、登場キャラの 「行動様式」 や 「ものの考え方」 に密接に関係していますし、元ネタ のある 二次創作 の場合、元ネタの アニメ や マンガ のキャラ設定を、まるっきり無視してしまうのも良くありません (あえて誤読する、ごくごく些細な部分を1兆3千億倍にも拡大解釈する…なんかはOKですが)。
双方向OKの場合、受けが攻めに転じる瞬間とか、以前出した 同人誌 ではこっちの方向だったのに、新刊では逆方向だった、その理由は…なんて部分こそが、こうした 作品 を愉しむちょっとしたポイントだったりもします。 まぁ 作者 の単なる気まぐれ、心変わりだったりする場合も多いんですが (^-^;)。
なお作品でのリバの取り扱いによって、別軸 と 同軸 といった細かい分類がされます。 リバがOKだとして、あらゆる状況でOKという作家や ファン もいますが、どちらか片方だけしか許容できないなどという人も結構います。 またリバの対義語としては 「固定」(受け攻めが固定している) があります。
後付リバシなんてのもあります
連載中のマンガや放映中のアニメ作品などの場合、それまでいたサブキャラがストーリー展開によって出てこなくなったりします。 逆に新しいキャラが追加されたりもします。 例えばある作品で 「●● × □□」 でカップリングしていたとして、途中から●●キャラが出てこなくなり、代わりに完全な受けキャラの△△が登場した場合、それまで受けキャラであった□□ が攻めに転じて 「□□ × △△」 となり、その後また●●キャラが出てくるとなると、受け攻めの方向がかなり複雑になります。
元ネタとなった オリジナル作品 のストーリー展開などまったく気にせず、最初に気に入ったキャラでずっとカップリングし続ける人も多いのですが、しばしば後から出てきたキャラが魅力的だったりして作者自身が 転んで しまい、どうにも収拾がつかなくなる場合も多いようです。
こういう時に、受けと攻めの逆転をどう些細なきっかけを針小棒大に拡大解釈して無理やり説得力を持たせて 物語 を進められるか、ここらあたりは作家の引き出しの数とか力量がモロにでて面白いですね。 中には読者に対してではなく、作家が自分自身に対して言い訳をするような展開になったりもして、ここらは読み解くと本当に面白かったりし
まぁ逆に云うと、こういう読み方をしている読者やファンも多いので、作家さんも大変だなぁ…って感じでしょうか。 いや実際、趣味 でやってるとは云え、自分の一番深いところをさらけ出しながらの作品執筆だったりしますので、大変だと思いますw