夜の営みにそっと寄り添う天使…俺たちのステキなステキな 「オナペット」
「オナペット」 とは、オナニー の おかず に用いる人物や キャラ のことです。 略して 「オナペ」 とも、ズリネタや おかず、夜の友といった呼び方もあります。 また手元にあっておかずとして用いる雑誌や本、ビデオや 動画 といったメディアを指すこともあれば、特定のタレントやキャラそれ自体を指すこともあります。
言葉としてどのあたりから生まれたのかは不明ですが、日本においては1968年に映画 「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」 でデビューした女優の渥美マリさんが翌年から 「ハレンチ・グループ」 と呼ばれる体当たりの汚れ役や濡れ場シーンも辞さない大胆な役どころと演技を行う若手女優 グループ の一人として売り出され、その後人気が高まるにつれ 「オナペット女優」 と呼ばれたとの記録があります。 また 昭和 の時代に映画雑誌や 成人向け のグラビア誌などでもよく用いられており、雑誌やそれに近いメディア、出版社あたりで使われ始めたものかもしれません。
ちなみに1980年代にビニール本 (ビニ本/ 局部が見えそうな薄っぺらいフルカラー 印刷 のアダルト写真集) が大流行した際、それを ネタ にした楽曲に 「ビニボンRock'n Roll」 という横浜銀蝿の怪曲がありますが (仏恥義理蹉䵷怒/ 1981年7月7日)、そこでもビニ本スターを 「ステキなステキなオナペット Oh yeah」 と高らかに歌っています。
直接の造語主は不明ですが、雑誌関係ではアメリカのプレイボーイ誌 (1953年) と双璧をなす男性向け雑誌ペントハウス (1969年) のグラビアに掲載される月替わりのヌードモデルに与えられる一種の商号がペントハウスペット (Penthouse Pet of the Month) であり、このあたりの言葉の日本映画や雑誌への影響はありそうです。 なおプレイボーイ誌の場合はプレイメイト (Playmate) と呼びますが、こちらの影響からかオナニーメイトという言葉もあります。 とはいえ夜の友といった言葉同様、友や仲間といった ニュアンス はそれ以前にも日本では一般的だったかもしれません。
ちなみに ネット の時代となり、自分が愛用しているオナペットを 掲示板 などで 晒す 行為は オナペ晒し と呼びます。








