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ネタ

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冗談・話題から、嘘やガセまで… 「ネタ」

 「ネタ」 とは、冗談・ジョーク、もしくは笑える創作話、面白い作り話といった意味の言葉です。

 元々はお笑いの世界で、噺家や芸人が行う演目の1つを指す言葉です。 語源は 「タネ」(種) をひっくり返した言葉で、倒語の一種となります。 つまり、話の種というわけです。 また種という言葉は 「何かを作り出す元」「根本」 という意味で使われることも多く、それをひっくり返したネタも同じような意味で、様々な分野において使われています。 例えば寿司で酢飯にのせる魚などの食材をネタと呼んだり、手品の仕掛け (トリック)、アニメマンガゲーム、小説などの物語、あるいはストーリーの核心部分や結論を指す場合もあります。

 他の言葉に接尾して、「◯◯の話題」 といった意味で使う場合もあります。 その場合、エロティック で下品な話題なら 下ネタ (下半身ネタ)、妄想 で作ったものなら妄想ネタなどになります。 なおネタがバレることは ネタバレ、特定のネタの元や出典となったものは、とくに 元ネタ などと呼びます。

「ネタだ」 といえば、全て許されるわけではないのが現実

 一方 ネット などでは、冗談・ジョークや笑える創作話といった意味の他、単なる作り話や嘘、あるいは悪ふざけのガセネタ、悪意に満ちたデマ、捏造なども、時としてネタとして扱われます。 単に 「本当の話ではない」 ことを、広くネタとしてあらわすことがあるのですね。

 これは嘘や捏造、誹謗中傷などをしていた者が、それを第三者に指摘・批判され、「ただの冗談じゃないですか」 と言い繕い、「真に受ける方がおかしい」 と責任転嫁する詭弁的な使い方と同じですが、悪質なデマ情報などを流布しておいて 「単なるネタだ」 は通じない話でしょう。

 その場に参加している共通の認識や知識のある人たち、あるいはその場の空気では明確に 「ネタ」 だとわかる話でも、全く別の場所ではそれが当てはまらないケースがあります。 ネットでは、掲示板レスツイッターツイート などがごく一部だけ切り取られ、前提条件なしで全く別の場所に瞬く間に伝播しますし、あるコミュニティでは嘘が自明の話も、別のコミュニティではそうでない場合もあり、さらに改変や尾ひれが付加され、「本当の話」 としてネタ話が独り歩きする状況もあります。

 情報発信する側としては、「冗談だった」 では済まされないことがあるというのはしっかり認識し、また受け取る側としてはその話がどこから出たものなのか、どういう経緯で広まったものなのか、広めているのはどういう人のなのかをきちんと吟味し、安易に信じたり、そのまま別の場所に自分が伝播することのないよう、心がけることが必要なのでしょう。

 これは言葉としての 「ネタ」 も、作り物の画像や動画などの コラージュ (コラ) も同様でしょう。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2002年10月3日)
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