同人用語の基礎知識

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ネット上で場を作ったり維持管理する人… 「主」

 「主」(ぬし) とは、何らかの持ち主 (オーナー)、主催者、あるいは最初もしくは中心となって 「場」 を作った人を指す ネット 特有の言い回し、ネットスラング です。 そのまま 「主」 と単体で使う場合もあれば、一般でも使われる 「株主」「馬主」 などと同様に 「〇〇主」 といった形で何らかの 属性 を接頭する場合もあります。

 代表的なものでは、ウェブサイト (ホームページ) を作って管理する人なら 管理人 やウェブマスターの他に 「サイト主」 と呼びますし、同人サークル なら 「サークル主」、同人誌 を発行したなら 「発行主」、ウェブサービスの アカウント)なら 「アカウント主」「垢主」、掲示板スレッド (板内でそれぞれの話題ごとに作られた 書き込み スペース) を立てた人なら 「スレ主」(あるいは最初の書き込み >>1 の意で 1 や イッチ)、トピックなら 「トピ主」、動画サイト で配信の枠を取ったら 「枠主」 などになります。

 単に 「その場を作った人」「情報や話題を提供する人」 というフラットな意味で使う場合もありますが、作った場や発信する情報・話題がつまらなければそこに人が集まることもないので、通常はいくばくかの賞賛や慰労 (いつもお疲れ様・) といった ポジティブ なニュアンスを持っています。

 一方、オンラインゲーム におけるギルドの主催者に対する呼称でも 「ギルド主」 といった云い方をする場合がありますが、一般的にはギルドマスター (ギルマス) と呼ぶ方がポピュラーでしょう。 この場合、集まった人たちはギルドメンバー (ギルメン) と呼ばれます。

 なおトラブルや問題ばかり起こす人は、「トラブル主」 と呼ぶこともあります。

普段は存在感がなくても、いざその時が来たら主の意向は尊重される

 その場に集ったもの同士で意見の衝突などがあった場合、場を作った主に一義的な決定権を持つと考える人も多く、主の発言やコメントが、その後のその場の方向性を決める大きな指針になったりもします。 これはサイトや特定のアカウントに基づくサービスの場を主が作っただけでなく、継続して維持管理しているのも主であり、また閉鎖を物理的に実行できるのも主だけだからです。

 もちろんその場が人気となり多くの人が集まると、主の存在感が希薄となって必ずしも強い権限を持てない場合もありますが、最終的には 「嫌なら主が作った場に来なければいい」 ではあるので、尊重しようとする姿勢を持つ人も多いものです。

大規模掲示板などコミュニティによっては、主の重さもかなり違う

 その場に参加する以上、主に対する尊重の姿勢は持っていて当然だと思いますが、一方で掲示板のスレ主などの場合、そのスレッドの主ではあってもスレがある掲示板にはまた別の管理人や主がいるので、それを完全に無視したスレ運営はダメだとの認識が一般的でしょう。 その場合、スレ主の定めた独りよがりのマイルールやローカルルール、裁定が尊重されない場合もあります。

 また継続スレ (スレッドを使い果たした後に後継スレとして同じ内容で立てられるもの、パートスレ (PARTスレ) の場合、それぞれのスレ主は単にその時スレを立てただけであり、あまり主やスレ主とは呼びません。 ただしスレ立てに様々な制限があって、他にスレを立てられる人がいない場合、代表してスレを立てた人への感謝が行われることはあります。

 なお主が立てた場でトラブルが生じた場合、逆に主の責任が問われる場合もあります。 その場合、何の対応も説明もなく場を閉じてしまうことは 「主逃亡」(垢消し逃亡) の扱いになります。 世の中は広いもので、よくわからない場を作ってはトラブルを招いてグダグダとなり逃亡を繰り返すようなちょっとした有名人もけっこういて、それはそれで外からオチ (ウォッチ) しているぶんには面白かったりもします。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2004年9月20日 項目の再構成です)
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