豊島区民センター/ コア・いけぶくろ/ 同人用語の基礎知識

池袋のオンリーイベント、プチイベントといえば「豊島区民センター」

小規模オンリーイベントなどが開催される貸スペース
コア・いけぶくろ　「豊島区民センター」

　「豊島区民センターコア・いけぶくろ」とは、かつて東京都豊島区池袋にあった、小規模なイベントに向いた展示会スペースホールを持つ施設です。　「コア・いけぶくろ」は愛称でした。

　名称に区民センターとあるように、豊島区民の福祉の増進と生活・文化の向上を目的とした公共施設で、中小の貸し会議室が７つに、和室や音楽・映写室、舞台のほか、路面に接した総合展示場を１つ持ち、中池袋公園の正面に位置していました。

　この種の地方自治体やその関連団体が運営する施設は各市町村にありますが、この「豊島区民センター」が比較的知名度が高いのは、歩いてすぐの場所にコミックレボリューションや「コミッククリエイション」などが開催されているサンシャインシティコンベンションセンターTOKYO （文化会館＆ワールドインポートマート）があり、同人に関係する人たちに土地勘がある場所だからでしょうか。

特別な土地、池袋で…

　他の大型の同人イベントと日にちがバッティングすると同人サークルの関係者は悩みどころですが、一般参加者からすると、ジャンルによっては「ついでに見れる」と喜ばれるケースもあったりします。　ここでイベントを楽しんだ後に乙女ロードに繰り出すことも可能で、抜群の立地条件といってよいでしょう。

　運営は財団法人としま未来文化財団が行っており、住民サービスのための施設なので、利用料金が民間の施設に比べ非常にリーズナブルなのが特徴です（その分、申し込みの抽選などが厳しい時期もあります）。　住所は東京都豊島区東池袋1-20-10 です。

JR 池袋駅から徒歩５分

　交通アクセスは、JR、東京メトロ、西武池袋線、東武東上線が乗り入れる「池袋駅」から東口を出て徒歩５分程度となります。　都電荒川線を利用する場合には、東池袋四丁目停留所で下車して徒歩８分です。

2019年11月「Hareza池袋」としてリニューアル

　池袋を国際アート・カルチャー都市と位置付けた再開発により、2019年11月、「Hareza池袋」（ハレザ池袋）のエントランスゲートとして建て替えリニューアルされました。　１階から３階まではパブリックスペースとなり、４階から９階までのフロアには、多目的ホールや小ホール、大小の会議室やスタジオ、和室、キッチンルームなども備え、区民のための施設として一層の活用が期待されています。