人や本やレコードをがっちり保護 「ジャケット」
「ジャケット」(jacket) とは、上半身に羽織る形で身に着ける丈が短く前開きがある上着・トップス 全般を指す言葉です。 基本的にはあらゆる同様の衣類で用いられ、種類や素材ごとに 「〇〇ジャケット」 といった呼び方がされます。
例えば ミリタリー の世界では、航空機のパイロットのために 開発 された 防寒 用のフライトジャケット、陸上兵士用に機能性に富んだフラップポケットを持つものをフィールドジャケットなどと呼んだりします。 バイク乗り用ならライダースジャケット、女性用ならレディースジャケット、肌触りの良いリネン混や薄手のシアー素材で作られたゆったりめのものをゆるジャケットと呼んだりもします。 ボレロ のようにとくに着丈が短いものはショートジャケットと呼ばれることもあります。
元々はフランス語の 「短い上着」(ジャケ) が言葉の由来で、中世ヨーロッパで農民や兵士らが着ていた動きやすい丈の短い上着を指します。 その後は本を保護するために 表紙 の上に被せるカバーを指したり、転じてレコードや CD などを入れている厚紙やプラスチックでできたカバーやケース (ディスクジャケット) を指すようにもなっています。 なおそれらに施される装飾はカバーアート (cover art) と呼んだり、ジャケットの 絵 や写真で略してジャケ絵やジャケ写と呼ばれることもあります。
ファッション の世界で何も接頭せずに単にジャケットと呼ぶ場合は、その場の状況にもよりますが、おおむね スーツ の上着や ブレザー を指して使うことが多いかも知れません。 これは会社や 学校 を 舞台 とした 日常 の生活の中で、スーツや 制服 を着用することが多いことが背景にあります。





