お嬢様学校の雰囲気漂う 「ボレロ」
「ボレロ」(Bolero) とは、服飾においては上着・トップス の一つで、日本ではもっぱら女性用の衣類として着用されるものを指します。 前見頃にボタンが並ぶ前立てや打ち合わせがなく前が開いていて、丈はウエスト位置よりも短いものが多いでしょう。 形状や素材は スーツ の ジャケット や ブレザー などと同様で、羽織るようにして着用します。 一般にショートジャケットの一種として分類されますが、薄く柔らかい生地やニット生地による カーディガン よりで一層丈が短いものはシュラグと呼んで区別することもあります。
着丈や着こなし方によってはブレザータイプのボレロにやや似たシルエットとなるトップスに、イギリスの名門校イートン・カレッジの 制服 を由来とする イートン があります。 こちらは折り衿 (テーラードカラー) なしでしばしば丈が短いスーツジャケットやブレザーの形をしており、シングルまたはダブルの前立てや打ち合わせがあるのが違いです。
ヨーロピアンな雰囲気が素敵なボレロ
ボレロはスペインの闘牛士が着用していた短い上着が起源とされており、踊り子の衣装などにも用いられる一方、日本では女性用のドレスや ワンピース の羽織りとして親しまれています。 一方、学校 の制服としても ジャンスカ (ジャンパースカート) などと合わせる形でよく用いられます。 ジャンスカには胸当てがあるので、上着の前を閉じないボレロとはよくマッチします。
形状自体はフォーマルからカジュアルまで幅広く対応でき、シャツ や ブラウス に ネクタイ や リボン と合わせればフォーマルに、ワンピースやキャミソール、ビスチェと合わせればカジュアルよりになります。 学校制服や子供用のフォーマル着として用いられる場合、名門とされる私立校やカトリック系の学校で 実在制服 として見かけるほか、そうしたイメージを喚起するための創作物にもしばしば用いられます。 その際、ベレー帽などが合わせられることもあります。
学校制服の場合、ブレザーでは下にニット製のカーディガンや ベスト を合わせることがありますが、ボレロでは丈が短くほとんど不可能なため、寒い時期には インナー で 防寒 したり、そのままコートなどを羽織ることが多いでしょう。 厳格で 清楚 なイメージから女性はもちろん、男性からも人気がある衣服となっています。





