演じる人だから演者…その世界は芸能以外にも
「主演者」 とは、舞台やテレビドラマ、映画といった エンタメ の劇において 主演 を担う人、演者 のうち 主人公・主役 を演じる人のことです。 演者が男性なら主演俳優、女性なら主演女優と呼ぶこともあります。
出演者 の中でももっとも大きな役割を担う存在であり、また単に 作品 に 出演 するだけでなく作品の顔として作品そのもののイメージを一身に背負う存在でもあります。 通常は人気実力ともに充実した演者が担うことになりますが、デビューと同時に主演といったニュースバリューを得るため、あえて期待の新人や若手を大抜擢したり (同時に主題歌も歌って歌手デビューもしたり)、単に売り込みのための PV (プロモーションビデオ) としてその人ありきの作品を作ることもあります。
舞台やスクリーンの中心でもっとも大きく強く スポットライト を浴びる存在であり、芸能活動を行う多くの人にとっての究極の目的が、この主演者の座でしょう。 どのような人が選ばれるかは作品内容次第ですが、主演者の人気のあるなしが観客動員数や視聴率にダイレクトに作用するので、とくに時代を下るにつれ、ルックス などの見た目重視になりがちな部分はあるかもしれません。
なおアイドルが主演を務める映画やドラマはアイドル映画やアイドルドラマと呼びます。 サービスカット を盛り込んだ PV 的な作りになりがちで、また人気頼りで演技力などがさほど重視されないこともあって作品としての品質に問題があることも多く、おおむね蔑称として用いられることが多いでしょう (もちろん優れた作品も多いのですが…)。
役が当たって役と演者が同一視されたり、様々な呼び方も
主人公の名前と作品名が同じ作品を タイトルロール と呼びますが、人気の主演者は当たり役となった役柄と同一視されることもあります。 ひとつの作品のイメージや 色 がつきすぎるのも、役者やタレントとしての活動の幅を狭める結果となりがちですが、役と演者が同一視されるほどの存在になるのは ファン からの高い支持や人気があってこそですし、それを誇らしいものとして長期に渡って役と一緒に歩む演者もいます。 こうした現象は 寅さん現象 (映画「男はつらいよ」 シリーズにおける車寅次郎と渥美清さんとか) と呼ぶこともあります。
また アニメ などで主人公やそれに近い重要な役を太字、それを担った声優を 太字声優 と呼びます。 こちらの 元ネタ は ネット の百科事典サイト 「Wikipedia」(ウィキペディア/ ウィキペ) の項目ページで、出演した作品名・キャラ名一覧が箇条書きされる部分において、メインキャラクターの名前が太字 (ボールド文字) で表示されることに由来します。
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