ちょっと前までは、Macintosh の独壇場でした
フルカラー、もしくは 16色以上の色数を使ったCGの事です。 今やパソコンも 256色どころかハイカラーやフルカラーが当たり前になりましたが、暫く前は、「多色」 とわざわざ呼ぶほど、珍しいものでした。
そもそも 16色など色数の少ないCGは、当時日本でもっとも普及していたパソコン、NECの98 (PC-98) シリーズのハードウェア (グラフィックボード/ モニタ) 的、あるいは基本OS、MS-DOS のソフト的な、使える色 (発色) 数の制約から来ています。 1994〜 95年頃までは、グラフィックに定評のあった Macintosh やその後急速に普及した Windows パソコンでない限り、普通は 16色までしか扱えなかったのですね (そのちょっと前までは、デジタル8色しか使えませんでした
実際は 16色といっても、“色と色との掛け合わせ” でそれ以上の色数を使っているようなカラフルな作品に見せる独特のテクニックがあったりして、「MAG」 フォーマットCGに代表される 「ドット絵」 文化が開花するなど、色数制限にも別の良い面もあったのですが、やはり何だかんだ云っても、使える色数が多いに越したことはありません。
今では誰でも気軽に手に出来るパソコンで、美しいフルカラーが扱えるようになったのは素晴らしい事ですね (いや、個人的には、まだまだ 16色CGには未練タラタラなんですけれど
なお多色には、Windows で扱える基本色である 256色の他、上記のように 65,536色まで表示の可能なハイカラーと、1,677万色の表示が可能なフルカラーとがあります。 画像フォーマットとしては、不可逆圧縮形式であるJPEG ( ジェイペグ/ 拡張子 jpg/ JPG) ファイルフォーマットが、この種の画像を一般的にやり取りする際の事実上の世界標準となっています。

