子供っぽさからサマーシーズンの大人の新定番まで 「ピタT」
「ピタT」(ぴたT) とは、全体的に細身で身体にフィットするタイトな Tシャツ のことです。 ピッタTとかピチピチTシャツ、パッツンパッツンTシャツ、あるいは同時にへそが出るほど丈が短いもの (クロップド丈Tシャツ) を チビT と呼ぶこともあります。
肌に密着するようなピチピチなTシャツであり、身体の線がはっきり出てしまうのでお腹が出ているなど体形に不安があると困る一方、女性ならば若々しく健康的なお色気を、男性ならマッチョな体格を誇示することもできるスタイルとなります。 また着用者の年齢やTシャツの 色 や 柄 などによっては、子供っぽさが強調されることもあります。
元々Tシャツ自体が 下着 や肌着として着用されるようになったものですし、それは夏場の アウター、一枚着の トップス として広く用いられるようになった後も、その傾向をいくらかは持っていました。 おおむね 無地 で、上に ワイシャツ やカーディガン、ジャケットや ブレザー を羽織るといった着こなしです。 裾は ボトムス の中に入れる (タックイン/ シャツイン) が基本です。
その後はルーズな着こなしが流行し、裾を出すのが当たり前となり、ピタTやチビTなどは目立たなくなりますが、2010年あたりから徐々に復権。 Tシャツの裾をボトムスに入れるスタイルも復活するようになっています。
特筆すべきなのは、子供や若者のラフでカジュアルな着こなしではなく、大人 (とくに女性) らが、ある程度フォーマルな場でもワイドパンツなどと合わせる形で着こなすケースが増えてきたことでしょうか。 とくに夏場はクールビズの影響からか 暑さ対策 や暑苦しく見えない ファッション が好まれるようになり、ビジネスの場でもある程度身体にフィットするTシャツをワイドパンツや スラックス に合わせるスタイルが広がっています。
これは男性と異なり女性の場合、襟のないカットソーや ブラウス がフォーマルな場でも当たり前のものとなっていたこともあり、無地で白い シャツ なら バリエーション の中に入ってさほど区別がされなくなっているという部分もあります。 とはいえピタTを裾入れで着用するのはかなり体形を選ぶため、さっそうと着こなしている人の多くが 「スタイルが良いから何を着ても似合うだけ」 という部分もあります。 楽そうだからとうっかり真似すると酷い目に遭います w
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