同じことを繰り返しつつ盛り上がっていく… 「ボレロスタイル」
「ボレロ」(Bolero) あるいは 「ボレロスタイル」 とは、ただひたすら同じことを繰り返すような内容の 作品 を指す言葉です。 実際は全く同じではなく微妙に異なってはいるのですが、ともあれ何らかの行為をひたすら繰り返すという点では同じです (後述します)。 繰り返しものとか連続ものとか無限ループものと呼ばれることもあります。
言葉の 元ネタ は、1928年にフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルがスペインの民族舞踊を基に作曲したバレエ曲 「ボレロ」 です。 スネアドラムの一定のリズム (3/4拍子) に乗って淡々とした同じ旋律が延々と15分間続く楽曲で、その独創的なアイデアや中毒性のある旋律から人気があり、数あるクラシック曲の中でもとくによく知られる名曲のひとつでしょう。
この楽曲では一見同じリズムと旋律が続いていながら音量は少しずつ少しずつ大きくなっており、後半になるとリズムと旋律は同じながらどんどん盛り上がり、最後に盛大な盛り上がりを見せて唐突に終わります。 極めて実験的な音楽であると同時に、「同じことを繰り返す」「徐々に盛り上がる」 という人間の感性にも響くものとなっています。 15分程度と手軽な楽曲でもありコンサートなどでもよく演奏され、とても人気のある楽曲となっています。
他の創作物における扱いもこれと同様で、ほとんど同じ動きをひたすら延々と繰り返すものになります。 例えばそれがエッチな作品なら、ずっとお尻や胸を触り続けるとか、挿入してのピストン運動を繰り返すなどです。 しかし同じ動きに見えても少しずつ激しさを増し、それが 動画 なら最初と最後の方を早送りして見比べるとまるで違う動きになっていたりします。 最後の最後にはボレロと同様に激しい動き、あるいはそれまでになかった続きの動き (例えばピストン運動から射精に至るとか) でクライマックス感を盛り上げます。
なお 制服 などにもしばしば取り入れられる トップス、ジャケット のひとつとして ボレロ という服もあります。





