シンプルでちょっと上品・おしゃれな 「紐タイ」
![]() |
紐タイとジャンスカの組み合わせ例 (寐津菟かき子) |
「紐タイ」 あるいは 「紐リボン」 とは、ブラウス (ワイシャツ/ ホワイトシャツ) の首回り、胸元に結びつける細い紐のような リボン を用いる ネクタイ、服飾装飾のひとつです。 現在では主に女児・女子生徒用の 制服 やガーリー (少女らしい可愛らしさ) スタイルの私服でよく使われます。
構造はシンプルで、5mm から 1cm 程度の幅で全長 120cm くらいの筒状に縫われた軽く光沢のある紐リボンをシャツの襟に回し、正面中央、鎖骨の上あたりでおおむね垂れ下がった蝶結びにして整えます。
素材や 色 は様々ですが、学校制服用のものは 無地 でえんじ色や紺色、暗めの緑やグレー、黒が多いでしょう。 またあらかじめ結び目が作られていて装着が簡単なスナップタイプのものもあります。 リボンの両端はそのまま縫い付けられているだけですが、一旦細く絞った後に広がるものや、刺繍や金属製の飾りなどがついているものもあります。
ブレザーやジャンスカ合わせが多いかも
制服ではブラウスを着用する ブレザー や、襟のないイートンやボレロ、ジャンパースカート (ジャンスカ) との組み合わせが中心ですが、セーラー服 に合わせたり、単なるリボンとして服に縫い付けられているものもあります。
なお似たような細い紐状のタイのうち、紐に付いているブローチのような留め具を上下に動かして位置を調節するタイプのものはループタイと呼びます。 また蝶ネクタイと紐タイの間のようなクラシカルなもの (アメリカスタイルでケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダースがしているようなもの) はストリングタイと呼びます。 本来紐タイとストリングタイに言葉としての違いはありませんが、現在は明確に別物として扱われているといってよいでしょう。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック
