同人用語の基礎知識

クリアしたくない病

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ラストダンジョン前で何故かぐるぐる 「クリアしたくない病」

 「クリアしたくない病」 とは、ゲーム (もっぱらコンピュータゲームのうち、RPG などストーリー性の高いゲーム) を、クリア寸前で心ならずも 放置プレイ したり投げ出してしまう状態、あるいはクリア寸前でクリアに不必要な足踏みをしてしまうこと、クリアすることをためらう気分のことです。 「クリアできない病」 ともいいます。 通常は、もうすでにゴールが見えているのに、無駄な 経験値 稼ぎをしたり、ノロノロと牛歩プレイをすることになります。

 この症状は多くの場合、それまで夢中になり ハマっ てプレイしていた大好きなゲームの終盤で起こります。 もっとも多い原因としては、「クリアしてしまったら、せっかく楽しんでいる大好きなゲームが終わってしまう」 という、未練がましくも切実な気持ちからでしょう。

 もちろんクリアした後でもセーブポイントからもう一度プレイしたり、最初からやり直すという方法もありますが、「結末を見てしまったら、ゲームに対する自分の興味が失せるかもしれない」 との自らの心変わりに対する可能性自体をも恐れ、「ずっとこのゲームをプレイしていたい」「この世界に浸っていたい」 と考えてしまうようです。

切実な理由と、合理的な理由、合理的な理由を言い訳にした切実な理由…

 一方で、レアアイテム を取りそこねてしまったので、その時点からやり直したいとか、あまりに経験値を稼ぎすぎ、キャラクター のレベルや ステータス が上がりすぎたり カンスト してしまい、最終ボスを瞬殺してしまうのが明白な状態となり、「ボスを倒してクリアしても虚しくなるだけだ」 と思ったり、しばしば長い時間がかかるラストダンジョンを前にして面倒に感じる場合もあるでしょう。 もっとも、そうした 「面倒くさい」 という気分を言い訳にして、好きなゲームから離れられない人もいますが。

 こうした気分は子供でも大人でも等しく感じるもののようですが、とくに子供や思春期の頃に陥りやすく (感情移入しやすいというのもあるのでしょう)、同じゲームを同じ頃に始めた友人があっさりクリアしてしまい、「お前、まだクリアしてないの?」 などと尋ねられると、何故か、「好きだから終わらせたくないんだ…」 という本心が恥ずかしくて云えずに、「もう飽きたから投げたよ」 などと毒づいたりします。

 その際、別の友人から 「クリアして飽きたなら俺に貸してくれよ」 などと云われると、「え、あ、いや、あ〜、ええと、い… が今プレイしてるんだ、うん」 などと、見え透いた言い繕いをしたりもします (それは筆者です…)。 たぶん、バレてますよね…。

好きだからこそ続けられない… 「クリアしたくない病」 の悲劇

 好きだからこそ続けられない、先に進めないというのも、また切ない話ですが、結末がマルチエンディングタイプとなって、複数回のプレイを前提にしていたり、一度クリアした後に隠しダンジョンや隠しステージ、クリア後の特典的な クエスト などが登場する作品もあり、そうしたプレイヤーの気分に配慮してモチベーションを高める工夫をしたり、やり込み要素を付加しているゲームタイトルなどもあります。 でもやっぱり、どうにも割り切れないこともあるんですよね…実際。

 筆者はこの病気に良くかかり、これまでプレイした多数のゲームの、多分半分近くがボス前で止まっていたりします。 一番ひどい場合は、ラストダンジョンの全ての部屋をくまなく回った後、ボス戦に行くワープエリア前で引き返すもので、未クリアでシティなどに戻るとラストダンジョン最初からやり直し…などというゲームで、このボス前引き返しを何十回も繰り返したケースもあります。 未練がましくてすいません><。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2002年10月21日)
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