同人用語の基礎知識

カウント

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3、2、1、ハイッ! みたいな感じです

 「カウント」 とは、「同人イベント」 などで 「コスプレ」 を行っている場所、広場などで、「コスプレイヤー」 さんが大勢のカメラマンに取り囲まれ身動きが取れない状態に陥った際、その 「包囲網」 をいったん解除、解放する時に行う 「掛け声」 のことです。

 多くの場合、そのイベントなり集まりなどを主催しているコスプレ担当のスタッフなどが、「カウントかけま〜っす、3、2、1、ハイッ! 解散〜」 みたいな感じで掛け声をかけます。 カメラマンなどはこの掛け声が終わったら、どんな状況であろうと、いったん撮影を終了し、その場から離れなくてはなりません。

 もちろん一度離れてからまた同じ場所に戻って、再度撮影するのは可能ですが、多少間を開けたほうがいいかも知れませんね。 でないと、「カウント」 の意味がなくなってしまいますから…。

そもそも多くのイベントで 「囲み」 はご法度、しかも不心得ものの魔の手が…

 こうした 「カウント」 を行うようになったのは、大規模なイベントで一度 「囲み」 が発生すると、次から次へとカメラマンなどが寄ってきて、収拾がつかなくなってしまうというのがあります。 本来は多くのイベントで、そもそも 「囲み」 の撮影自体が禁止なのですが、イベント終了間近などですと、「最後に撮りだめ」 とばかりに撮影が立て込むことがあり、自分ではなかなかカメラマンに撮影を切り上げるよう言えない 「レイヤー」 さんに代わり、スタッフがこうした掛け声をかけるようになりました。

 なお、なぜ 「囲み」 が禁止になっているかと云うと、人が殺到したり集まりすぎて将棋倒しになるなどの事故が起こりかねない、あるいは人に押されてカメラを落としてしまい思わぬトラブルに発展しかねない…なんて理由もあるのですが、何よりも 「非常識な撮影をする人間を出さない」 ためのものだったりします。

 大勢が囲み状態になると、そのドサクサに紛れて、ありえないローアングル撮影をしたり (パンツなどの下着を撮影しようとするもので 「ローアングラー」 なんて呼ばれます)、さらには 「盗撮」 するカメラマンまで現れたりします。 非常識な囲み撮影から、「レイヤーさん」(しばしば、若い女性です) を守るために、こうしたルールが設けられるようになったわけですね。

 イベントへの 「コスプレ参加」 では、コスプレイヤーさんに様々なルールや制限が加わりますが、コスプレを見物する人、カメラで写真を撮影する人にも、守るべきルールがたくさんあります。 多くは常識的なものばかりですが、イベントや会場ごとに独特のローカルルールもあります。 初めて参加するイベントでは、カメラマン向けの配布物がある場合はしっかり目を通す、そうでないのなら、スタッフの指示に従って、参加する人みなが気持ちよく参加できるようにしたいものです。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年4月28日)
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