瀬戸内寂聴さんも… 「誰得」 とは、徳を積むスレです…
「誰が得するんだよ」 略して 「誰得」 とは、余りに意味不明で無価値なため、それを見たものが理解に苦しみ呆気に取られて思わずつぶやくセリフの一種です。 ある種の罵倒語ですが、ニュアンス的には 「あっけ…」 みたいな感じになりましょうか。
元ネタは、掲示板 「2ちゃんねる」 のニュース速報板において、2005年5月25日に立てられたスレッド、「瀬戸内寂聴もオナニーするの?」 への2番手の書き込みに由来します。 発言番号1のスレ (スレッド) を立てた人に対し、すかさず2番目に書き込みをした人が、
誰が得するんだよこのスレは
とレス。 その面白みのある意表をついた切り返しがうけて、あちこちのスレッドに発言がコピー&ペーストされ、いわゆる 「クソスレ」 に対する 「>>1 市ね」 と同じような意味の慣用句として広がりました。
現在は、やんわりとした批判や否定の言葉として、後半の 「このスレは」 を省略したり他の文言を入れるなどして使われているようです。 ちなみにその後 「瀬戸内寂聴」 関連のスレッドは、見るだけで、書き込みするだけで 「徳が積める」 とうわさになり、どこかの掲示板にスレが立つと、「徳が積めるスレと聞いてやってきました」 などと、どこからともなく人が集まるようになっているようです。
最近ケータイ小説はじめました ドキドキッ ヾ(=^▽^=)ノ
なお瀬戸内寂聴さんは、権僧正を僧位にもつ天台宗の高僧で、様々な文芸活動により、1997年に文化功労者に、また2006年には文化勲章を授与されるなど、現代を代表する知識人、文化人となっています。 生まれは1922年5月15日で、1956年に文壇にデビュー、1990年頃までは、本名でもある瀬戸内晴美さんや、他のペンネームなどをいくつも名乗っていました。 代表作としては、労作 「現代語訳源氏物語」(全10巻/ 講談社/ 1997年〜1998年) があまりに有名です。
その後あろうことか、ペンネーム 「ぱーぷる」 で齢86歳にして、携帯サイト 「ケータイ小説文庫 野いちご」 で 「ケータイ小説」 デビューしていたことが 2008年9月24日に発覚 (作品タイトルは 「あしたの虹」)。 小説家には瑞々しい感性、柔軟な発想が必要とは云うものの、若者言葉を自在に操り、顔文字絵文字まで駆使する そのあまりの瑞々しさに、「寂聴、マジ パネェっす」 とネット界隈でも大きな話題となりました。
誰得 と似たような使い方、もうやだこの○○ なんてのも
ところで、似たような意味の言葉で、「もうやだこの○○」 例えば 「もうやだこのスレ」「もうやだこの板」 なんてのもあります。 普通の日本語ですが、ネトゲ界隈や掲示板 「2ちゃんねる」 のニュース速報板などで頻繁に使われるようになっていますね。

