アイドル・声優イベントが多数開催 「科学技術館 サイエンスホール」
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| 科学技術館 サイエンスホール |
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| 入ってすぐにミュージアムショップと受付 |
「科学技術館」(サイエンスホール) とは、現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識を広く国民に対して普及・啓発する目的で、1964年にオープンした 博物館・公共施設 のひとつです。 設立・運営 は公益財団法人日本科学技術振興財団です。
我が国の科学・産業技術に関する様々な 展示 が行われている他、広さが選べる展示・イベントホールと大小4つの会議室、劇場型のサイエンスホール (SCIENCE HALL) の3つの貸出施設があります。
うちサイエンスホールは、同施設の地下にある 410名収容の本格的な劇場型の ホール であり、学術的な講演会やセミナー、発表会の他、アイドルや声優、アニメ 関連といった おたく に近いアーティストの イベント (ラジオの公開 放送 とかトークショー、アニメイベントなどなど) が行われる 会場 となっています。
おたく文化が大きく盛り上がる前からアニメ・ラジオ関係の声優イベントでは利用されることが多く、その 界隈 では独特な知名度や 認知 を誇っていました。 親しみを込めてか、科学技術館にあるサイエンスホールではなく、全体をサイエンスホールと呼ぶこともあります。
2023年12月6日には、X (旧ツイッター) で同館の 公式アカウント が 「武道館の隣に科学技術館という博物館があります。その地下にサイエンスホールという声優イベントばかりやってるホールがあります」 と、やや 自虐的 ?な ツイート を 投稿。 著名声優がそれに応え 「いつもありがとうございます」 とお世話になっているお礼を述べたり、訪れた ファン からも多くのいいねや RT がされるなど、大きな話題となりました。
ちなみにロケーション地として優れているためか、あるいは施設の性格的な理由からか、映画や特撮番組のロケ地として選ばれることもあります。 とくによく知られているのは同施設の屋上を用いたもので、なかでも有名なのは1979年10月に公開された映画 「太陽を盗んだ男」 でしょう。 沢田研二さん演じる 主人公 城戸誠が、菅原文太さん演じる山下満州男警部と死闘を繰り広げるクライマックスシーンで、隣にあって 背景 として映り込む 日本武道館 の個性的な屋根がよく見える形で使われています。
また2016年7月公開の 「シン・ゴジラ」 でも、長谷川博己さん演じる矢口蘭堂が、自身が立案したゴジラとの最終決戦であるヤシオリ作戦の陣頭指揮をこの屋上で執っています。 建物の特徴的な採光窓や周囲の風景から、見ればすぐに場所がわかるものとなっていますね。
日本武道館と同じ年に建てられ、地域全体がある種の聖地にも
場所は皇居 (旧江戸城) 外苑となる北の丸公園内にあり、お堀に囲まれた道を歩いていかにもお城といった感じの田安門をくぐって左手に武道館を眺めつつ進むと、緑の中に真っ白な建物を望むことができます。 開館は9時30分から16時50分まで、2階から5階までの展示室を見学するためには大人950円の入館料金が必要です (小学生までは500円、中高生は600円、65歳以上は850円)。 イベント目当てだったとしても、せっかく訪れたのなら、一緒に展示も楽しんでゆきたいものです。
ちなみに近接する武道館が成功したアイドルやアーティストらのしばしば晴れ 舞台 や 聖地 とされるため、この科学技術館から武道館までの木々に囲まれた1本道が 「シンデレラロード」「栄光への道」 と見なされることもあります。 サイエンスホールでイベントを行っていたアイドルや声優が人気となって、隣の武道館のステージに立つという 物語 ですね。 それなりにアイドルや声優やラジオパーソナリティなどをファンとして追っかけていると、あれこれのイベントの 開催 を通じてこの近辺は自然と何度かは訪れる場所となっています。
交通アクセスは東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線の 「九段下」 2番出口より徒歩10分程度です。 バスの場合、それぞれ都営バスで飯64系統 「九段下」 停留所下車 徒歩約1km、高71系統 「九段下(千代田区役所前)」停留所下車 徒歩約1km の距離となります。
来館者向けの専用駐車場はないものの、近隣に公園の駐車場 (北の丸公園第三駐車場) があり利用が可能です。 営業時間は 8:30〜17:00、乗用車で最初の1時間までは 400円、以降1時間ごとに400円加算で当日最大料金は2,000円です。 ただし公園全体の駐車場ですし、施設側でも公共交通機関を利用するようアナウンスしていますので、なるべく地下鉄やバスなど公共交通機関を使うようにしましょう。
大きな事件の舞台にも
この施設が連日ニュースとなり、日本のひとつの歴史の舞台となったこともあります。 それは 1989年10月26日に TBS (旧:東京放送) のワイドショー制作スタッフが、当時問題になりつつあった宗教団体・オウム真理教の幹部に対して、取材した坂本堤弁護士の教団側を批判するインタビュー映像を放送前に見せたというものです。
当初 TBS 側はそれを強く否定したものの、地下鉄サリン事件 (1995年3月20日) を経て同月22日にオウム真理教への強制捜査が行われると、捜査の過程で疑惑が発覚。 TBS は証拠を突き付けられ翌1996年3月になって事実を認めました。 これは 「TBSビデオ問題」 と呼ばれ、放送内容の教団側との密約や、坂本弁護士一家殺害事件の一因にもなるなど、メディアのあり方を問う大問題となっています。 こんな事件で利用され名前が挙げられる科学技術館側からしたら、いい迷惑な話ですが。









