罪深いアンモラルなゆえにヘキになるのか 「制服踏んづけ」
「制服踏んづけ」 あるいは 「衣服踏んづけ」 とは、そのまんまですが 制服 や衣類を足で 踏んづけ ること、あるいは洋服などの衣類に限らず、アクセサリー やバッグなどの身に着ける装飾品や道具、日用品類などを足で踏みつけにすることです。 衣服の場合、着衣した状態ではなく床などに脱ぎ捨てたものが主な対象となり、また家族などがうっかり踏んでしまったなどは、単なる不注意でありここでいうある種の ヘキ とは扱いが異なります。
踏んづけに至る理由が単なる暴力沙汰や 尊厳破壊 を意図した嫌がらせ・いじめ、立場の違いや上下関係を わからせ るもの、あるいは性行為を伴うもので 凌辱 やレイプなら話はシンプルです。 暴力的な行為なら意図するしないに関わらず勢い余って衣服を踏んづけたり破いたり引き裂くこともあるでしょうし、尊厳やプライドを蔑ろにして心理的な屈服を図るために大切なものを足蹴にしたり壊すなどは意図もそれに基づく行為も明白で分かりやすいです。 一方で、悪意というよりは相手に対する醜悪なほどの無関心からそれが生じる事もあります。
どちらにせよ自分や自分が大切な人のそれがされたら心がどうにかなりそうなほどの怒りや悲しみ、痛み を感じるものですが、より深刻なのは後者の方かも知れません。 悪意に基づくとはいえ暴力や尊厳破壊は少なくとも相手を同じ人間だと思って自分がされたら嫌なことを行っているわけですが、無関心の場合は相手を人間扱いしないどころか取るに足らない無意味なものと捉え、まるで道端の石ころを踏むのと同じくらい無自覚に相手の衣服や大切なものを踏みにじっているのだとも云えます。
また性行為と関連する後者の場合、凌辱のように相手の拒絶する気持ちや不同意を無視した無理矢理な行為のみならず、相手からの合意や愛情を受けていながらすら行いかねないという点で、二重三重の罪深さがあるでしょう。
創作物における 「制服踏んづけ」
マンガ などの創作物の世界では、単に制服やら衣服やらを取るに足らない石ころのように踏みつけるだけでなく、使い捨てのティッシュのような扱いをことさらに描写することもあります。 例えば男性が行為を終えた後、自分の性器の汚れを拭いとるために相手の衣服を用いるなどです。
こうした行為は SM における精神的な 放置プレイ にも似て、行為を加えられた方に深刻な心理的 ダメージ を与えるものでしょう。 いわゆる純粋な踏みつけのように身体を踏まれるわけではありませんが、所有物への踏みつけを通してまるで自分が無価値な ゴミ のような存在に感じられてしまいます。 SM におけるサドとマゾは表裏一体の関係でもあるので、このような行為が描かれた 作品 に触れると、感情移入 する方向で受け取り方も鏡のように正反対に分かれます。 一般的にはマゾ的な受け取り方をして、被虐的・卑屈的な快感を覚えるとする受け取り手が多いかもしれません。
人の足は、物理的・直接的な人の上下をしばしば表わすと同時に、心理的なそれを象徴するものでもあります。 踏んづけとか足舐め・靴舐め などもそうですが、分からない人にはまったく分からないものなのでしょうが、マゾっ気のある人にとってはこれ以上ない 我々の業界ではご褒美 なのかもしれません。 もっともヘキとしてもあまりに ニッチ なため、作者 がそれを意図して描いても 読者 が気がつかないこともあるし、単に情景描写として描いただけの衣服の踏みつけ描写を見て、そこに作者が意図しない性的な刺激を受ける場合もあります。 たぶん後者が圧倒的に多い気がしますが、どうなんでしょうか。





