パソコンが起動することにかけて… 「ブート」
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| パソコンで使われる 「ブート」(Boot) |
「ブート」(Boot) とは、パソコンに電源を入れてから、OS (オペレーティングシステム) が立ち上がりユーザが使えるようになるまでの一連の動作、つまり 「パソコンの起動」 のことです。
「ブートストラップ」(Bootstrap) とも呼びます。 通常は人間が何もしなくても、一連の動作はそのまま自動で行われ、これらブートの作業を行うソフトウェアは、「ブートローダ」(Boot Loader) と呼びます。
一般的なパソコンの起動の場合、電源が入るとマザーボードに記憶された 「ブートローダ」(IPL/ Initial Program Loader) が立ち上がり、パソコン内のどこのディスク領域からOSを起動するかを (フロッピー なのか 「ハードディスク」 なのか、ハードディスクならどのパーティションからなのか)、ディスクの先頭にある 「MBR」(Master Boot Record) から読み出して選びます。 選んだらブートするためのプログラムが記録されたブートセクタからOSをメモリに読み込んで起動し、後はOSが様々なパソコンを使うための設定をしていきます。
ブートにも様々な種類や起動方法もあり、また複数の起動手順やOSを切り替える一部手動のブートなどもありますが、基本的にはこれら一連の手順をさす言葉となります。 なお 「再起動」 する場合は、「リブート」 となります。
ちなみに日本でも大ブームとなった 「ビリーズブートキャンプ」(Billy's Boot Camp) の 「ブートキャンプ」 の 「ブート」 は、アメリカの新兵訓練所 (Boot Camp) のことで、そこで行われる激しい新兵訓練のプログラムの名称からネーミングされています。 「新兵を一人前に鍛え上げる」「兵士として起動するキャンプ」 のような意味となっています。
パソコン用語がネットスラングとして使われるように
こうしたパソコンやソフトウェアなどの専門用語は、その後ある種の隠語や俗語となり、パソコン通信 や インターネット の時代となり、いわゆる ネットスラング としても使われるようになっています。 例えば読み出し専用メモリの 「ROM」 から転じた ROM (掲示板 などで他人の発言を読むだけの人) などが有名ですが、「ブート」 もわかりやすい概念、頻繁に使う言葉ということもあり、「起動する」「起きる」 などの意味で使われるケースがあります。
例えば朝に目覚めることを 「今日は8時にブートした」、気分を変える、気持ちを切り替えることを 「再起動する」「リブートする」 なんて感じですが、一方で 「スイッチが入ること」「ツボに入って興奮すること」 の意味で使うケースもあります。 例えばエッチな画像を見て フル勃起 することを、「下半身がブート」 なんて感じです。
「リアルブート」 という表現も
ただし リアルブート と呼ぶ場合には、しばしば妄想 (2次元 の キャラクター など) が実体化 (フィギュアになったり、キャラを演じた声優さんのイベントが開催されるなど) すること、さらに 妄想 のスイッチが入ること、妄想モードに突入する場合にも使う言葉となっているようです。 こちらは 「CHAOS;HEAD」 の作中設定を直接の 元ネタ としています。
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