同人用語の基礎知識

マッパ/ 素マッパ

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真っ裸でマッパ、生まれたままの姿で… 「マッパ」

 「マッパ」(まっぱ) とは、真っ裸、すっぽんぽんの裸という意味です。 素っ裸の場合は、「スッパ」 と呼ぶ場合もありますが、人気タレントの不祥事から転じて、「素マッパ」 と呼ぶこともあります (後述します)。

 「マッパ」 自体は、別に 同人用語 でも ネットスラング でもない、普通の日本語をベースとした普通の若者言葉、言葉の一部を省略した俗語・ジャーゴンのひとつです。 真に裸だ、全裸だとの意味です。 しかし 同人ネット の世界の一部では、「裸体かそうでないか」 が話題となるケースも多いため、裸がつきものの育児の場と並び、何かと取り扱われるケースの多い言葉の一つとなります。

「素マッパ」、有名タレントの脱衣事件をきっかけに

 「素マッパ」 とは、素っ裸と真っ裸が合成されて作られた言葉で、有名人気男性グループ、「SMAP」 の語呂合わせのような言葉となっています。 スマップ → 素マッパ という訳です。 この言葉が作られ広まったのは2009年4月23日からで、同グループの人気タレント、草K剛さんが、深夜に泥酔して都内の公園で素っ裸になり、警察に公然わいせつ罪で逮捕、保護された事件からとなります。

 この事件自体は、社会的影響力の高い有名タレントのハレンチ事件という側面もありますが、当初はその奇行ぶりから、その他の犯罪行為を人によっては連想させたようです。 しかしこの種の事件としては異例の警察の家宅捜索が迅速に行われ、持ち物にも自宅にも、異常行動を引き起こす可能性のある物品が存在しなかったことから、単なる 「お騒がせ事件」 との扱いに。 深刻なスキャンダルではなくコミカルな事件として扱われ、その内容から 「素マッパ事件」 としてネットなどでも話題になりました。

 一方、この事件に対するマスコミの報道は過熱し、当時は芸能ニュースだけではなく、一般ニュースとしても民放から NHK に至るまでトップニュース扱いとなり、朝から晩までこの事件を面白おかしく、また草Kさんに対して厳しく苦言を呈するような内容に。 さらに ファン の一部が草Kさんを拘束した警察に強い批判を行ったり、警察署に訪れて署員に詰め寄るなど、大騒動に発展。 折からこのタレントが多数のテレビ番組やテレビCMに登場していたことから、他のメンバーによる番組内でのお詫びや、放送内容の自粛や差替えなどが相次ぎました。

 なかでも、同タレントがずっと務めていた 「地上デジタル放送完全移行告知CM」 が放送できなくなり、代わりに新しい地デジ移行啓蒙宣伝 キャラ として、鹿をモチーフとした 「地デジカ」 が急遽デビュー。 この地デジカが、どうみても黄色い スクール水着 を着ているとしか思えない造形だったことから、パロディ二次創作 のイラストなどが殺到。 民放連がそれら二次創作に法的対応も辞さないとの強い態度を表明したこともあり、一種の 祭り ともなっていました。

マスコミの常軌を逸した 「はしゃぎぶり」 が話題に

 ところで問題となったタレントの事件は、マスメディア総動員でそれほど大騒ぎするような事件だったのでしょうか。 確かに大の大人が公衆の場 (とはいえ一般の公園ではなく住んでいるマンションのプライベートガーデンの隅っこですが) で素っ裸になるなどは問題がありますし、酒が入っての上とはいえ、結果的に多くの関係者に迷惑をかける行為は責められてしかるべきだとは思います。

 しかし朝から晩までマスコミで面白おかしく報じたり、その後の生活や仕事に多大の影響を与えて当然と言えるほどの 「大事件」「悪事」 なのかと云えば、少々疑問を持つ人も多いようです。 別に行った行為を擁護するつもりはありませんが、筆者などはむしろ、マスコミの醜悪さ、異常性を強く感じ、またタレントさん本人には人間味すら感じられ、ちょっと親近感を覚えるほどだったんですが…。 騒動に前後した他のスマップメンバーの態度、本人のその後の対応なども、見ていてむしろ気の毒に感じるほどでした。

 とうのタレントさん本人は強く反省を行い、1ヶ月の活動自粛を行い、その後復帰しています。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2009年12月11日)
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