解剖学的に謎な構造のものも含むようです…
「無修正同人誌」 とは、性器の直接描写を行っている 「同人誌」 の事です。 描写の程度にもよりますが、そうした内容の本は頒布を法律で禁止 (刑法第175条)されており、当然ながら 「同人イベント」 等での頒布は、一切認められていません。 → 「わいせつ表現」
ちなみに筆者も幾冊か、この手の同人誌を見たり持っていたりしますが、そのものズバリを懸命に描き出してはいるものの、とりわけ女性器の構造には、解剖学的に見て首を傾げざるを得ない描写となっているものが結構あったりします。 これってようするに、作者が本物を見たことがないから…なんでしょうねぇ… (まぁ同人誌の場合、読む方も本物を見た事のないような人が多そうですから、一向に構わないんでしょうけ
う〜む、こゆ場合、本物と微妙〜にカタチが違っていても、やっぱりわいせつに当たるのでしょうか…。 当たるんでしょうねぇ…。
ちなみに、リアルっぽさ (あくまで 「ぽさ」) を狙ってエロを描く作家さんの中には、敢えて若干本物と違う構造で描いているケースは、あると思います。 黒塗りや白抜き、モザイク、ハイビスカスや赤貝 (笑) をそこに描くくらいなら、多少違っていてもそれっぽい構造 (イメージ) のものを描いておきたい…って事なんでしょうね。 あまりに本物そっくりに描いてしまうと上記刑法に触れてしまうので、これはギリギリの選択って事なんでしょう。
そういや 「やおい」 の世界でも、「やおい穴」 なんて微妙な性器 (?) がありますね。 こちらは知らずに描いている、あるいはわいせつ問題を回避するため…っていうよりは、「アナルじゃばっちくてイヤン」…な作家の逃げ道として作られたんでしょうけ
子供向けポルノ追放運動の際には逮捕者が続々と
なお1990年に和歌山県の一主婦の訴えにより全国的な展開となった運動、いわゆる 「子供向けポルノ追放運動」 の際には、各地の同人誌を扱う書店や印刷屋さん、同人誌編集者が摘発を受け、また 1991年にはあおりで 「コミケ」会場の移転なんて事態も起こりましたが、こうした無修正 (あるいはそれに近い描写を行っている)同人誌は、当時かなりやり玉に挙げられたようです。
現在ではほぼ絶滅でしょうか…
現在ではめっきり、あるいは公的な場からは完全に消え去った 「無修正同人誌」ですが、そんな訳で こんにち古本屋さんなどで見かけるこうした無修正の本は、運動それ以前に発行されたものが大半を占めているようですね。 また黒塗り白抜きといった処理は、印刷屋さんでの製版印刷段階で施されるケースが多く、まれにそうした処理を行う前の無修正のものが、出回る場合もあります。
人気作家のそうした本は、法外な値が付けられているケースも多いようです。

