好きなもの、こだわってるものを接頭して使う星人
「星人」「○○星人」 とは、ある嗜好ジャンルに取り憑かれた人々を指し示す、形容詞チックな称号の一種です。 多くの場合、好きなもの、こだわってるものを接頭して使うケースが多く、例えば 「巨乳」 な女の子のイラストばかり描いている作家さんを 「おっぱい星人」 と呼んだり、また本人が自称したりします。
同じような意図で使われるものに 「大王」、「殿下」などもあります (うちのサークルだけかも… (^-^;)。 しかし、「男」(例えば パンツ男)」 とかにしてしまうと、もう新聞の三面記事チックお騒がせ迷惑男の雰囲気が漂うので注意しましょう(笑)。 また似たような使われ方をするものに、「怪人○○」「改造人間○○」 などもあります。
語源はやっぱり 「ウルトラマン」 などの特撮番組
語源や元ネタですが、小学生の頃に誰でも一度はやった?、特撮番組 「ウルトラマン」(ウルトラシリーズ/ 空想特撮シリーズ/ 1966年1月2日〜) などを模す 「ウルトラマンごっこ」 などでしょう。 この手の 「ごっこ遊び」 では、ウルトラマン役をガキ大将が独り占め、もしくは仲間で交代で演じるとして、敵役、やられ役となるウルトラ怪獣、宇宙人などがたくさん必要になります。 その際、「バルタン星人」 とか 「ザラブ星人」 などの、実際に番組に出た宇宙人の他に、演じる友達などの個性を反映した独自の名称にするケースもたいへん多く、それがそのまま由来となっているようです。
ウルトラ怪獣それぞれが、名称の前に怪獣などの性格や個性を現すサブタイトルを持っていることもあり (例えば、「宇宙忍者 バルタン星人」 とか 「凶悪宇宙人 ザラブ星人」 とか 「宇宙恐竜 ゼットン」 とか 「友好珍獣 ピグモン」 とか)、それを真似た名前にする場合が全国の子供たちの間でそれなりに浸透していたようです (まぁある種のいじめの要素もあるのかも知れませんが…)。
わかりやすい例としては、例えば八百屋の息子なら 「野菜怪獣 ネギ星人」 とか、虚弱体質の子供なら 「ひ弱怪獣 もやし星人」 とか、あるいはその子供のあだ名を使った、「乱暴宇宙人 ジャイアン星人」 みたいな感じです。
直接ウルトラマンごっこ (仮面ライダーなども含む) などの 「ごっこ遊び」 をした世代が、こうした行動パターンを大人になった後にもとるようになった、そのうちの何人かが、比較的影響力のある漫画家だったりコラムニストだったりしたことで、広く 「○○星人」 と呼ぶ様式が広まり、定着したようですね。
小倉優子さんの 「こりん星」 の設定は…
もっとも、タレントの小倉優子さんの 「こりん星」、「こりん星人」 なんてのは、世代的にも内容的にもウルトラシリーズの 「ごっこ遊び」 とは概念からして断絶していますから、ブレーンではなく、小倉優子本人が考えた設定なのだとしたら、ウルトラシリーズの影響がありつつも、元ネタなど無関係に、すっかり定着したような感じもしますね。 ちなみにマスコミ関係では、スポーツ紙がよく 「○○星人」 みたいな揶揄する表現を使うようです。


