同人用語の基礎知識

大人買い

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そうだ、今こそリボ払い これが大人のやり方さ♪ …ああ大人買い

 「大人買い」 とは、プライズ系グッズ (ガシャポンなどのカプセルトイや、トレーディングカードなどの 「おまけ」 が入った 「食玩」 と呼ばれる安価な食品ルートで売られるグッズつきのお菓子) などを、大人の経済力にものを云わせて 「まとめ買い」 することです。

 狭義では、「大人が買うものではない子供向けの物品を、大の大人が財力で買う」、あるいは 「子どもを押しのけて買い占める」 となりますが、2000年前後くらいからのフィギュアブームなどもあり、大人向けのプライズ系グッズが多数発売されているので (本来は、大人向けのものを大人が買っても大人買いにはなりません)、広義としての 「大人気 (おとなげ) のないまとめ買い」 あたりが、2000年以降の意味となりましょうか。

 現在では、マンガ の単行本の全巻まとめ買いとか、グッズ類の全揃い (フルコンプ/ フルコンプリート) に手を出すのも 「大人買い」 などと呼ばれます。 またこうした言葉が 2002年頃から話題となると、「大人買いセット」「大人セット」 のような名称で売り出す業者なども現れるようになりました。 ポイントとしては、「全揃いの状態で一気に買う」 なんてのが、意味としてとても強い言葉となっています。

大人買い…言葉として広まったのは 2000年代になってから

 「大人買い」 という 「言葉」 として一般にも比較的広く認知されるようになったは 2000年以降だと思います。 復刻版の 「食玩」 (グリコのおまけとか、仮面ライダースナックのカード、ビックリマンシールつきのチョコなど) が発売され、それをまとめ買いする大人が注目を集めたからですが、「大人買い」 という言葉ではなかったものの、概念や似た言葉としては、結構昔からあった言葉だったりします。

 例えば玩具店の軒先にあるガシャポンやカードダスで、子供と一緒に列に並び、自分の番がきたらポケットいっぱいの小銭で在庫が尽きるまで延々と引き続けたり (売り切れになって子供が泣き叫ぶと、「坊主…これが大人のやり方ってやつだよ…ククク」 などと暴言を吐く)、中身が何か分からないプライズ関係のグッズの場合、ダブリを覚悟で箱ごと、さらに箱が複数入ったダンボールの大箱ごと買い占めたりなどですね。

 筆者の周りでも、社会人になってから 「ガンプラ」 をまとめ買いしたり、80年代から90年代までには、コンビニや玩具店、駄菓子屋などをはしごしてカードダスやアマダのカードを大量にまとめ買いする大人が目撃されていますし (そりゃ俺だ!)、ガシャポンの補充用商品が入荷すると、機械に入れる前に買い占めたり (そりゃうちの仲間だ!)、さらにはそれらを自虐的な替え歌にして、とあるサークルでは集まりのたび、カラオケ で歌っていたりしました。 「そうだ、今こそリボ払い、これが大人のやり方さ♪」 みたいに… (そりゃうちのサークルだ!)。

 まぁ おたく 関係ですと、子供向きの アニメ、とりわけロボットモノとか少女アニメ関係、さらに特撮あたりも守備範囲、というかど真ん中ストライクゾーンなので、頭の中身は子供のままで、道具 (自転車が車に、お母さんからもらった月 1,000円のお小遣いが月 30万円の給料に) だけが大きくなったらこうなる…って感じなんでしょうか。 そういや昔は、成金がお札を燃やして 「どうだ明るくなったろう」 なんてやってる姿を重ね合わせて、成金買いなどと呼んでいる場合もありましたね。

おたく買い、マニア買い なんてのもあります

 なお、同じグッズをいくつも買う人、例えばマンガ本を 「保存用」「読む用」「予備、もしくは布教用」 と3つ4つ買うような状態を 「大人買い」 と呼ぶ人もいますが、これは マニア買い や おたく買い が本来の呼び方ですので注意しましょう。 こちらの場合はたいてい、「読む用がどうしても開けないんだが…もう1冊いくべきかな」 なんてさらに購入を重ねてしまう場合もあります。

 なお人形 (ドール) やフィギュア、あるいはアイドルの写真集などを購入することは、保護 などと呼ぶ場合もあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2004年3月22日)
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