同人用語の基礎知識

ハガキ職人

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投稿者時代から、ファンがつく作家さんも多いんです

 雑誌やラジオなどの読者・視聴者投稿欄・投稿コーナーなどに、イラストや雑文などを送り採り上げられる事を喜びと趣味にしている人を、「ハガキ職人」と呼びます。 いわゆる投稿マニアの事ですが、もっぱら郵便ハガキが媒体として多く使われる事から、20ウン年前から、こう呼ばれているようです (言葉自体は、ラジオのある深夜放送番組 (ビートたけしのオールナイトニッポン) が発祥です)。

 同人・プロ漫画家・小説家や、放送作家などなど、何かを表現することを仕事や趣味にしている人は、たいてい子供の頃に、そうした投稿に凝っていたって人が多いようですね(笑)。

 とくに、いわゆる同人マンガの流れをくむ美少女コミック誌なんかの読者投稿欄では、将来そのスジで仕事をしようと思っている人や、既に同人活動などを行っている人の投稿が多く、雑誌で見慣れた絵柄をイベント会場で見かけたり、反対に、人気同人作家の投稿作品を、何気なく開いた雑誌のバックナンバーなどで発見出来たりします。 → 「ロリコン誌」

 最初は単純に、絵や文章を書くのが好きだから…ってのが、こうした趣味に走る動機の全てでしょうけど、いつしか掲載される喜びに取り憑かれたら (^-^;)、どっぷりとハマッてしまい、なかなか抜けられなくなってしまう場合も少なくありません。 初めて、赤の他人 (しかもプロ) に認められた喜びもありますし、印刷されたり好きなパーソナリティに読んで貰えるのも快感です。 「掲載される為のテクニック」を様々開発し、戦略を練るのも楽しかったりしますしね。

 なかには投稿者が、ハガキイラストの端っこに小さい文字で別の投稿者へのメッセージを書き加えたりして、誌上で公開文通 (?) したりするケースもあったりして、なかなか興味をそそられるものがあります。

ハガキ職人の入門小手先テクとは

 ちなみに筆者も、当然ながら、中学生から高校生くらいまで熱心に投稿に勤しんでいました… (^-^;)

 なお、その経験上得た掲載される為のテクニックをちょいと書いてみますと、画力や文章力の鍛錬を怠らないのは云うまでもありませんが、それ以外の小手先テクとしては、

意表を突く
 突飛な “解釈”を行いましょう。 突飛な “ネタ”ではなく、ありふれたネタに突飛な “解釈”を加える点がポイントです。 加えて内容に “明るさ”があれば、完璧です。
タイムリーさを狙う
 雑誌なら、実際に掲載号が出回る2〜3ヶ月先の季節感や話題を、さりげなくアイデアに織り交ぜましょう。 とくに夏の終わり頃から秋頃に出す冬ネタは、重宝されます。
編集者に自分を覚えさせよう
 しつこくならない程度に、しぶとく出し続けましょう。 インパクトのある投稿や一時期の大量投稿で惹くより、小さな事からコツコツと…が、やっぱり重要なようです(笑)。
浮気は厳禁
 似たようなジャンルの雑誌複数に投稿するのは、まったく別の作品であっても控えた方が無難です (同一作品のダブルポストなどは論外です)。 雑誌などの編集者は、競合他誌にはちゃんと目を通しているものですし、掲載された後、他の一般読者からも反感を買う場合が少なくありません。 ペンネームを変えたくらいでは簡単に見破られますので、やはり一誌か二誌に絞って律儀に投稿するのが良いようです。
編集者の手間を軽減する
 文章なら、実際に誌面に掲載されている文章の平均文字数などを考慮して執筆するなど、極力、編集者のリライト時の手間を省かせるような配慮を行いましょう。 かなりセコイ方法ですが(笑)、そうとうに有効です。
ちゃんと届かせる
 ハガキなら、防水保護スプレーなどを吹き付けてから投函しましょう。 実際編集する側に廻ると分かりますが、雨や汚れで涙を呑んでボツにするハガキって、意外に多いんですよ。

 …って感じでしょ〜か (^-^;)

 ん〜、あんまりアテにならないかも知れませんが、どしても掲載されない、いつもボツばっかり食っている…ってな人は、一度試してみて下さい。 責任は持ちませんけれど… (^-^;)

初めて自分の名前が雑誌や新聞、放送などで触れられる喜び

 ちょっと自慢話っぽくなってしまいますが、筆者の場合、小学生の時に 「電波新聞社」 という業界紙・出版社が発行する子供向け科学雑誌 「ラジオの製作 (ラ製)」 に初投稿して以来、かなりの数を投稿しましたが、ほぼ8割〜9割くらいの掲載率をずっと維持していました。 作品形態としては、イラストと文章が半々くらいでしたね。 投稿先は雑誌 (ちょっとマニアックな月刊誌あたり)がほとんどでしたが、新聞やラジオにも少しは挑戦しました。 一番最後に投稿したのは、6〜7年前でしょうか、ある美少女ゲーム雑誌でしたが、もちろん、掲載誌が届きましたよ (^-^;)

 とは云っても、かの三峯徹氏の足元にも及びませんが…。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年5月5日)
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