同人用語の基礎知識

エルフ (Elves)

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ファンタジー世界のトップアイドル…って感じでしょうか

 「エルフ」 とは、ファンタジー の世界、異世界の住人のひとり (亜人・異種族) で、長く尖った耳、長寿命、類い希なる美しい姿と声が特徴の種族です。

 ただしこれらの特徴は、RPGなどの ゲーム の影響や、また アニメ作品ライトノベル (ラノベ) での和製ファンタジーから派生した日本独特の特徴も多分に含んでいて、最初の頃はともかく現在では、北欧神話が元となって生まれた 「エルフ」 らしい神秘性などはほとんど見られなくなりました…。

トールキン の 「中つ国三部作」 でその定義が

 たとえば現在のようなカタチでの 「エルフ」 を最初に定義した J・R・R・トールキン (John Ronald Reuel Tolkien/ 1892-1973) の小説 『指輪物語』 (The Lord of the Rings/ 1954) をはじめとした “中つ国三部作” 中では、べつに耳は長くなく、寿命などの概念も根本から異なっています (長いのではなく、寿命がない…と説明されています)。

 さらにその後、『指輪物語』 をモチーフとした 電源不要 と呼ばれるゲームのひとつ、テーブルトークRPG (TRPG)「DUNGEONS & DRAGONS」(D&D/ 1974) の大ブーム、そのルールと世界観から派生した 「ロードス島戦記」 ヒットなどの影響もあり (エルフより更に珍しい(?) 「ハイエルフ」 の少女、ディードリットの直接的な人気とか)、かなり独自な展開をみせていると云って良いと思います。

 さてこのエルフ、ファンタジーの世界、とりわけ我が国のゲームや 同人 の世界では、とにかく人気がありますね。 人間に似ていること、美しく高貴で神秘的な存在であること、正しく聖なるもの…と云うイメージがあるうえに、でもやはり人間ではない…って点が、好まれるポイントなんでしょうか。

 実際、悪い人間に捕まって虐められるエルフって、設定としてはお約束の定番です (ホントはエルフって、人間なんかよりずっと高貴な存在である上に、ファンタジー世界でも極めて数の少ない種族なんですけどね… (^-^;)。 とくに 18禁 作品などでその傾向は顕著で、純粋なファンタジー ファン はちょっと眉をしかめるようなケースもあるようです。

ファンタジー世界の様々な 「種族」

 なおファンタジーにはこの他、ドワーフ (Dwarves) とか オーク (Orcs) とか トロル (Trolls) とか様々な種族が登場しますが、人気があり多数の作品が生み出されているのは、このエルフが圧倒的です。 まぁ前述の様な特徴に加えて体の大きさ・サイズの問題もありますので、当然と云えば当然なんですけどね(笑)。

 ただ 『指輪物語』 が映画化されたり 「ハリーポッター」 シリーズの大ヒットなどもあり、こうしたファンタジー世界の住人の存在が、一般の人たちにもかなり知られるようになりました。 同人の世界は何かエポックな作品が1つ出れば一変する柔軟性を持っているので、この先、予想できない動きがあるのかも知れません。

 ちなみにハリーポッターシリーズは、いわゆるファンタジー同人だけでなく、ナマモノ同人 もしくは 半ナマ のモチーフとしても非常に魅力的で、実際に現在ではとてもメジャーな ジャンル のひとつにすらなっていたりします。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年9月23日)
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