寄せては返すように、とめどなく攻撃に晒される 「波状攻撃」
「波状攻撃」 とは、何度も繰り返し行われる 攻撃 のこと、軍事 の世界ではおおむね複数の部隊が一斉攻撃や突撃を間隔を空けて連続して行う戦術のことです。 水面の波のように寄せては返し、返しては寄せ、強くなったり弱くなったりを繰り返し、敵に息つく暇や態勢を立て直す猶予を与えず、疲弊や消耗を強いて防戦一方にさせ、反撃の機会を奪ったり主導権を握ることを目指します。
似た言葉に 飽和攻撃 や 散発攻撃 があります。 いずれも連続的な攻撃という点では同じですが、目的や規模、そこに至るまでの状況は大きく変わります。 対概念は単発攻撃や 集中攻撃 です。
波状攻撃は古代・中世の集団戦の時代から、現代の陸上戦はもとより空襲やサイバー攻撃などでも行われ、身近なところでは IT 関係における サーバ を ターゲット とした DOS攻撃 や、多数の bot を使ってより大規模化した DDoS攻撃 などでも用いられます。 また軍事に興味のない人にもイメージしやすい言葉からか、攻守が存在するスポーツ競技や 日常 の比喩としても広範に用いられます。 例えばお腹の調子が悪い時に 「便意が波状攻撃で襲ってきた」 みたいな使い方です。 強くなったり弱くなったりの脈打つ攻撃のサイクルがまさに波状攻撃といった感じです。





