同人用語の基礎知識

バトル/ ネットバトル

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バトルはネットの華なんでしょうか…

 「バトル」 とは、同人関係者同士のトラブル、ケンカの事です。 これが一般のケンカと違うところは、そのジャンルでそれなりのポジションを築いている作家同士の 「バトル」 では、その作家のファンや取り巻きが参加・突入してきて騒ぎが大きくなってしまったり、また多くがイベント会場やら同人誌中やらネット上やら、とにかく不特定多数が見る事の出来る半公共の場が舞台になっているケースが多いって事でしょうか。

 とくにパソコン通信やインターネットの 「ホームページ」 上の掲示板などの場で、「論争」 (特定の掲示板内で完結する争い) から 「バトル」 (論争相手のページの掲示板に乗り込んでいったり、さらには個人情報の掲示板書き込み (晒し) やそれを使ったイタズラ電話、お寿司の注文、「同人誌即売会」 などの同人イベント会場などでのリアルファイト) にまで発展すると、当事者や当事者のシンパのみならず、単なる野次馬もどんどん参加、「祭り」 状態となって泥沼が広がるケースもあるようですね。

炎上につぐ炎上、バトルは延々と続く…

 とりわけ救いがないのは、争いの発端が表現の方向性なんかではなく、例えば 「○○さんのマンガは □□さんの盗作だ!」、「人の画像を勝手に使っている」、「パクリだ」、「掲示板が自作自演だ」、「絵がトレスだ」、さらに 「コスプレイヤーの盗撮をしている」「レイヤーの○○を食ってる」 みたいなものでしょうか。 事の真偽はともかく、こうなると個人攻撃や人格攻撃も中傷合戦に近くなってきて、まぁはたで見ていると面白い展開になったりする場合もあるんですが (^-^;)、たいていは見苦しく終わりの見えない状態になりますね。

 ちなみに論争が激しくなった掲示板や 「ブログ」 (blog) のコメント欄なんかは 「炎上」 と呼び、また感情的な激しい言葉は 「フレイム」 なんて呼んだりします。 参加者の多くが熱くなり 「フレイム」 の応酬にまで事態が進むと、鎮火させるのも大変です。

 ビジネスと違って趣味の場合、「妥協」 はありえないケースが多いですし、何かに熱中する人ってのは、それなりに思い込みも激しい場合があるもの。 どうにも凄惨な状況になってしまう場合も多く、かりに収束しても遺恨を残してしまったり、どちらかが同人やネットの世界から追い出されてしまう事になったり、残されるのは荒涼とした雰囲気だけってパターンが多いですね。

 なお、ホームページなどを開設している場合、相手が 「荒らし」 のバトルならば、その 「荒らし」 さん個人の問題なので、わりと収束は早いですね。 問題なのは、親切心から出たアドバイスや、社会常識上もっともな立場からのやんわりとした忠告を、一方的に 「荒らし」 だと断定して無視を決め込んだり、あるいは自分のミスを棚に上げて逆切れしたり…なんてケースでしょうか。 こうなるともうどうにも着地点が見出せなくなって泥沼化するパターンが多いように感じます。

 私怨や冷やかし、野次馬が動機の 「荒らし」 に道理はありませんし、決して 「荒らし」 を正当化するつもりはありませんが、「荒らしが来た」 と思う前に、冷静に相手の指摘や主張に耳を傾ける努力は、してみてもいいかも知れません。 自分のホームページや作品が大切なのであれば…。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2001年6月18日)
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