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レガシーメディア/ Legacy Media

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古ぼけた時代遅れのメディア (記録媒体)、転じて…

 「レガシーメディア」 とは、古くなって使われなくなった記録媒体規格、時代遅れの記録メディア規格のことです。 コンピュータの世界で 「役割を終えて古ぼけた遺産のようなメディア」「時代遅れで消えようとしているメディア」 といった意味で使われているケースが多く、英語 Legacy Media の直訳、遺産メディアとほとんど同じ意味で使われています。

 転じて古い報道・広告・情報伝達のためのメディア (新聞や雑誌、ラジオやテレビなどの遅くて一方通行のもの、マス (Mass/ 大衆的、大量) で画一的なもの) を、インターネット などの新しい情報メディア (速くて双方向性があり、コアやニッチ、ミニ (専門的で細かいニーズ、少量) に応えられるもの) と比して、「古臭いレガシーメディアだ」 とする使い方もあります。

時代に取り残されてしまったメディア、「レガシー」

Zipドライブ
うちにある Zip ドライブ

 ところで規格が古くて スペック に難があるメディアであっても、それが現時点で盛んに使われているものなのなら、「オールドメディア」(Old Media)ではあってもレガシーメディアとは通常呼びません。 また一般消費者レベルではすでに過去のものとなり消滅していても、業務用分野では現役バリバリの規格 (磁気記録テープなど) は、レガシーとまでは呼ばれることは少ないようです。

 2000年代になり、ほとんど使われることがなくなったパソコン用記録メディアといえば、フロッピーディスク などが代表ですが、こちらも容量や規格の種類、サイズによっては現役のものも多く、初期のもの (8インチや5インチなど) のみがレガシー化していると云ってよいでしょう。

 またコンピュータから離れ、映像音楽関係の記録媒体に行くと、アナログレコードはもちろん、カセットテープや 「MD」(ミニディスク)、「LD」(レーザーディスク)、最近では 「β」 や 「VHS」 などの録画用磁気記録テープなどは、レガシーメディアといっても良い状態になりつつあるといって良いかも知れません。

 人類最古のメディアは木製の板や紙に記号や文字を記録する手紙や本だと思いますが、本は現在でも盛んに流通し、多くの人が 「実用品」 として触れています。 構造が簡単な上に、保存された情報は特別な再生装置などを使わずとも、そのままで参照することができます。

 一方で、本の歴史に比べたらほんのちょっと前である1948年に登場し、一世を風靡しながらわずか10年ほどで消え去り、現在はプレイヤーやレコーダーがほとんど出回らず再生するのが非常に困難なものに、SP盤のアナログレコードなどがあります。 規格としての寿命のほかに、媒体そのものの物理的な寿命の問題もあり、レガシーメディアでのみ記録された情報類は、時間とともに失われてしまう危険性もあります。

既存マスコミを批判的に見る場合の 「レガシーメディア」

 ネット掲示板 などで、新聞や雑誌、ラジオやテレビなどの既存の報道・放送メディア、マスコミを時代遅れの消え去ろうとしているメディアだとして批判的に呼ぶ場合にも、「レガシーメディア」 と呼ばれるケースが増えてきています。 もっと露骨であからさまなものでは、マスゴミ などと呼び方もあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2006年10月18日)
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