感染力の強い広告方法として注目を集める 「バイラル・マーケティング」
「バイラル・マーケティング」(ヴァイラル/ Viral Marketing) とは、テレビや雑誌などに大きな広告を打つタイプの広報ではなく、草の根の口コミなどで商品情報などを広める宣伝方法全般を指す言葉です。
感染力・伝播力が極めて強いマーケティング手法として近年注目を集めている手法となり、「バイラル」 が 「ウイルス性」 という意味なので、「ウイルス性広告」 などと呼ばれる場合もあります。
本当の口コミなのか、仕組まれた口コミもどき…なのか
実際の 「バイラル・マーケティング」 の考え方やその実践は、実は結構な歴史があります。 代表的なのは、サクラを動員してお店の前に嘘の行列を作るとか、テレビタレントなどが、広告やテレビCMへの出演の形ではなく、インタビューとかコラムなどの中で、さりげなく商品名などを出して触れるといった形などがあります。
いかにも広告っぽい語り口ではないので、見聞きする者にリアリティを感じさせますし、こうした行為は 「○○で行列ができていた」「人気歌手の○○さんも絶賛してた」 などと、見た人が回りにしゃべったりして伝えるきっかけにもなります。 受け取る方は知り合いから聞いた内容にはさらにリアリティを感じますから、商品イメージなどが相乗効果で感染する、すなわち 「ウィルスのように広まる」 こととなります。
ただし中には、一部のネットワークビジネスのように、友人や知人であるのを利用して 「素晴らしい商品がある」「よい話がある」 などと嘘の話をする人もいますし、「ステルスマーケティング」 のように、組織的にそれらを広めるような人や団体、会社などもあります。
こうした行為は、ネットの普及と 「ブログ」 や 「掲示板」、「SNS」 や「Twitter」(ツイッター) のようなミニブログの登場で、ますます加速する状況にあります。


