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煽り

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煽り煽られ掲示板も燃え盛る…「煽り」

 「煽り」(あおり) とは、風を送って小さな火を炊きつけて大きく燃え盛るようにすること、転じて、言葉巧みに挑発して他人の怒りを増幅させたり、何か行動を起こすようにそそのかすような意味の言葉です。 通常は自分で何かを作ったり積極的に行動することはなく、他人の ネタ や場のムードに便乗して騒ぎ立てる場合が多く、そうした行為を行う人は 「煽り屋」「煽り師」 などと呼びます。

 こうした 「煽り」 は、ネット掲示板 などでは 叩き (批判したり悪口を書くこと) や 釣り (おかしな書き込みをして回りの人のレスを誘う行為) などと並び、お行儀の悪い レス の定番のような感じで、単なる 荒らし と同じ扱いにされたり、しばしば スルー (無視する) が推奨されるような書き込みとなります。

 また書き込んでいる本人にそのつもりがなくとも、やっぱり叩きや釣りとの区別は非常につけづらく、後には意味の混同なども見られます。

「煽り耐性」 とは…?

 こういった 「煽り」 を平然と無視できる能力は、「煽り耐性」 などと呼びます。 些細な煽り、みえみえの煽りに簡単に乗せられ煽られてしまうような人は、「煽り耐性がない」 となります。

 「釣り」 や 「荒らし」 などもそうですが、やっている本人はもとより、それを無視できず反応してしまう方も 「同類だ」 として叩かれるケースが多く、また 「煽り耐性」 がなく無視できない人がしばしば未熟な子供っぽい参加者だったりネット初心者だったりもするので、「どっちも迷惑だ」 なんて批判される場合もあります。

原則として迷惑行為ですが、祭り活性化、馴れ合い払拭の特効薬としての意義も

 「煽り」 は基本的に嫌われる行為ですが、掲示板がそれで賑わったり、活気付いて書き込みが 加速 する場合もあり、きちんとした話し合いや議論ができない (してもあまり意味がない) ような一過性の 祭り を盛り上げる効果だけを見たら、「それもある意味でネットの華のうち」「燃料だ」 と考える人もいます。

 さらに、荒れてはいないけれど妙な 馴れ合い の空気となって場がどんよりとしている場合には、あえてひと波乱起こし、殺伐 を演出するカンフル剤として煽り方によっては評価されるようなケースもあります (叩きなども同様)。 また迷惑な 電波厨房 が常駐してしまった場所で、ことさらに彼らを煽り、どこかへ誘導、隔離 できたら、それは賞賛の対象ともなります。

 こういった行為はその場所に長いこと居るなどして 「空気」 を感じられるようにならないと、見ていて意図がまるっきり意味不明な場合も少なくありません。 阿吽の呼吸で行われるものですから、誰かが事細かに解説もしてくれませんし、利用者それぞれが感じ取るしかありません。

 「どのようなケースにしろ煽りや叩きはNG」 というのは、様々な考えを持つ人間が様々な目的を持って集う場所においては、筆者個人としては実現不可能でナンセンスな奇麗事、理想論だと思いますが、自分が矢面に立ったなら、注意深く書き込み内容などを観察して上手に立ち回るようにしたいものです。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2003年5月21日)
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