肩掛けカバンを斜めかけしたらオッパイが…「パイスラ」
「パイスラ」 とは、肩掛けカバンを斜めがけ (たすき掛け) した時に、ショルダー部分がちょうど女性の胸の谷間あたりを通り、結果として胸 (おっぱい) がせり出し強調された状態を表す言葉です。 「π/」 とも書きます。
この手の 「萌え要素」 には、「裸エプロン」「裸ネクタイ」「パジャマとして男物のワイシャツを羽織るだけ」 みたいな 「大物」 から、「白ブラウスが透けてブラがかすかに見える」「靴下がずり下がって左右で高さが違う」 なんて微妙で些細なものまで様々なものがあります。
その中でもこの 「パイスラ」 は日常生活でも比較的見かけるシチュエーションですし、とりわけ中学生とか高校生あたりの、まだ自分の女らしさに無頓着な女の子などのさりげないお色気のポイントとして (しかも途中で胸が張り出しているのに気がついて恥ずかしがったりする)、珍重し愛するファンが多いようです。
「パイスラ」 に魅力を感じた管理人さんのブログがきっかけで
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| カバンをたすきがけ |
こうした概念はかなり昔から存在するものでしたし、男同士で集まってお色気話をしたら、グッとくるポイントとして割と話題に上ることがあるお約束のシチュエーションのひとつです。
しかし 「パイスラ」「π/」 という視覚的にも分かりやすいキャッチーな表現をされたのは比較的最近で、2006年5月30日に 「ブログ」 の 「Dual pony」(ひなき氏) が、「絶対領域」(「ミニスカート」 と 「オーバーニー」 の間のわずかに見える太もも) のネーミングの妙を引き合いに出しながら、"肩掛けカバンをたすき掛けにして強調されたムネ" をあらわす分かりやすい呼称はないのかとエントリー。
その後それをきっかけとして 「胸にスラッシュのように斜めにストラップが走る」 状態を、「パイスラ」「π/」 と命名。 同年 2006年11月3日に 「大田区産業プラザPiO」 で開催された 「オンリーイベント」、「肩掛けカバンをたすき掛けにして強調された胸オンリーイベント 「π/」(主催/ 同人イベント情報サイト「ケットコム」) でこの呼称が使われたことにより、言葉として広まるようになりました。
概念を言語化する意義
こういった日常生活で馴染んでいる現象は、その魅力や状況を何となく概念として認識したり意識したりはあっても、それが分かりやすい呼称、記号、言語化とならないと、なかなかその魅力を人に伝えたり、同好の人たちが集まるきっかけになりません。
こうした 「ごく微妙な 「フェチ」、しかも 「誰でも一度くらいはその魅力にハッとしたことがある」 なんてシチュエーションは、今後も言葉を操るのに巧みな語り部によって、あるいはネット住民同士のコミュニティの偶然の積み重ねによって、ネーミングされ発展してゆくんでしょうね。
それにしても、「みんなが気になっているけど、どう呼んだら分からない」 ものを、こうした分かりやすい呼称として造語し定義するセンスは素晴らしいですね。



