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ピヨる

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もうダメ…頭の周りを小鳥がピヨピヨ…「ピヨる」

 「ピヨる」 とは、強いショックや衝撃、攻撃などを受け、意識がもうろうとしたり気絶している状態、足元がおぼつかずフラついたり瀕死の状態となったり、とにかく心身がコントロール不能、操作不能、ステータス異常 となって混乱した状態のことです。

 アニメマンガ の世界では、昔から誰かとぶつかった、誰かにこっぴどく殴られた…なんてケースで、頭の周りに小鳥やひよこ、星がぐるぐる回る描写と共に、本人が心神耗弱の状態となっているのを表わす表現、演出があります。

 「ピヨる」 は、これを直接言語化したものとなりますが、こんにち直接に使われるきっかけとなった作品、あるいは 元ネタ とも呼べるものは、1990代頭から大ブームを巻き起こしたカプコンの対戦型格闘ゲーム内の 「演出」 からとなります。

アーケード、家庭用などで人気が過熱、対戦の様子を語るなかで…

 元となった ゲーム は、1980年代末から90年代にかけて人気となったカプコンのゲーム、横スクロール型アクションゲームの 「Final Fight」(ファイナルファイト/ 1989年12月)、および対戦型格闘ゲーム 「Street Fighter II」(ストリートファイターII/ スト2/ 1991年) で (とりわけスト2の影響が大きい)、これらのゲームの キャラクター の 「行動不能状態」の際の演出からとなります。

 これらのゲームでは、敵 (対戦相手、もしくはCOM) から攻撃を受けると一定の条件 (連続攻撃を喰らうなど) で自キャラが操作不能となることがあり、その際、頭の周りに小鳥が輪を描きながらグルグルと回り、ピヨピヨとの小鳥の鳴くSE (音響効果) がつけられていました。 これが格闘ゲーム ファン らの間で 「ピヨる」 と表現されるようになり、そのまま広がりました。 2000年代以降は、若者言葉のような広がりを持っているといっても良いでしょう。

 なお一定時間が経つとこの症状は治りますが、「ピヨ」 ってる間は攻撃はおろか防御や移動もできないため、相手から一方的に追撃を喰らってKOされてしまう場合もあります。 また似た言葉に ヒヨる というのもありますが、こちらは 「日和見」 からきた言葉で、相手の様子を伺いながら弱気で消極的な攻撃をしている状態、ビビリながら戦っている状態を意味し、「ヘタレ」 を揶揄し 煽る ような言葉となります。

 ちなみにノックアウトされた、死んだ…なんてのを表わすゲーム由来のスラングとしては、ティウンティウン なんてのもあります。 こちらは同じくカプコンから発売されたアクションゲーム、「ロックマン」(1987年) のキャラクター死亡時の効果音 (やられ判定音) を元ネタとします。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2003年8月20日)
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