何らかの作業を片付ける、終わらせる… 「処理」
「処理」 とは、物事や何らかの課題・問題に手順や段取りをつけて始末をつけたり、一定の目的に沿って手はず通りの作業を行ったり定められたやるべきことを片付けて消化することです。 処理にいくつかの段階がある場合は、準備として下処理や前処理、後片付けみたいな意味で後処理といった使い方をすることもあります。 同人 の世界では、画像 に何らかの加工を施すことを 「画処理」 と呼んで使ったりします。 IT 関係では情報処理やらデータ処理やら業務内容は処理だらけです。
おたくっぽい? 「処理」 の使い方と云えば…?
一方ここから転じて、「やりたくはないけれどやらなければならないことを終わらせる」「面白くないけど仕方なくやる」 といった意味でことさらに 「処理」 を使うこともあります。 また おたく の世界では、もっぱら対戦格闘系の ゲーム において、遥かに格下の相手との対戦を処理と呼ぶこともあります。 やる前から 勝ち・負け は見えているし面白くもないけれど、規約やルール上最後まで戦って決着をつける必要があるのでとっとと片付けるみたいな意味であり、勝っている側にとっては単なる義務感による消化試合のような作業、負けている側にとっては敗戦処理のような作業となります。
ゲームでもスポーツの試合でも何でもそうですが、熱中できる面白さの核心部分は相手がどう出るかの読み合いとかそれにどう対応するかといった駆け引き、それに基づく正確な技の掛け合いや防御の応酬です。 あまりに実力差があると相手の手の内は全てお見通しですし、どんな 攻撃 やアクションをされてもそれに対する反撃やリアクションが頭に入っているだけでなく、ほとんど身体が勝手に動く レベル で対処可能です。 もはやスリルのある真剣勝負ではなく、定められた ルーチン にそって定められた動きを事務的に行うのみで、流れ作業と変わりません。
とくに相手に反撃や体勢を 整える スキを一切与えず、プレイヤー やそのプレイヤーが操作する キャラ の得意とする パターン で押し切って勝ってしまう (パターンはいった) ような一方的な展開を 「処理した」「処理された」 みたいに表現します。 より強調する場合は 「ガン処理」 と呼びます。 なお実力差に驕って手を抜いて戦うことは 舐めプ (舐めプレイ)、逆に徹底的にやり込めて実力の差を思い知らせることは わからせ と呼びます。
エロ・18禁 な文脈では性処理といった言葉で、恋愛感情などなくただ性のはけ口としてのみ相手を見て下の処理をするような意味で使うこともあります。 その場合の対象者は 性処理係 と呼びます。 また殺し屋がターゲットを殺害することを処理すると表現したり、何のリスクもなく手順通りに事を終わらせる状況を処理と呼ぶケースは多いでしょう。





