同人用語の基礎知識

アンチ

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ほぼファンの対義語となっている 「アンチ」

 「アンチ」(Anti-) とは、ファン信者 などの対義語として使われる言葉です。 しばしば特定の人物や団体、物などに強い拒否反応、嫌悪感を覚え、罵倒したり 叩く などの攻撃的な対応を行います。

 本来のアンチは、何かに接頭して 「非ざる」「反する」「対する」 といった意味にするための接頭語の一つです。 例えば 「アンチテーゼ」(Antithesis/ 反定立) といえば、「テーゼ」(命題) と対照・正反対の意味をなす命題のこととなり、「アンチエイジング医学」(Anti-Aging Medicine) は、「エイジング」(加齢、老化) に抗うこと、いつまでも若々しくいるために抗老化、抗加齢の医療・美容的な処置を行うこととなります。 コンピュータウィルス を駆除するソフトを、アンチウイルスソフトと呼ぶのなどもおなじみでしょう。

 こうした 「アンチ○○」 という言葉は、何かの固有名詞に接頭して使う場合もあります。 その場合は、その対象物に強い反発や嫌悪の感情を持つ人という意味になります。 有名なものに、「アンチ巨人」(野球の巨人軍に対して敵意を持つ野球ファン) などがありますが、「アンチファン」(好意的なファンではなく、大嫌いだけど対象物から離れない負のファン) といった意味合いも持っています。

 この 「アンチ」 が、ある種の ネットスラング のように頻繁に 掲示板 などで使われるのは、こうした負の感情を持つアンチさんがあちこちで叩きや中傷、罵倒を繰り返し、場合によっては 荒らし になったり バトル を演じるなど、外から見ていて目立つ上に、とにかく はた迷惑な存在だからでしょう。

 単に自分が主体となって叩くだけでなく、例えば叩き対象のファンを装い気の毒な被害者として ネガティブ な情報を書きこむ (ネガキャン) など、かなり本気で手の込んだアンチ工作を試みる場合もあります (ゲハード における マジかよ、糞箱売ってくる など)。

アンチ巨人ファン アンチ巨人 野球関係用語として

 こうした 「アンチ○○」 の使い方が何から始まったのかは諸説あるようですが、一般の人達の間でも広く使われるようになったのは、やはり 「アンチ巨人」 を代表とする、野球関連用語からでしょう。 野球には極めて熱心なファンが多いので、それに対して反発を覚える人もまた多いということなのでしょう。

 こうした、何かに接頭して後の意味を否定する意味の言葉が、独立して使われるようになった言葉は他にもあります。 例えば 2000年代になって広まった ディスる、DISる などは、「否定する」「軽蔑する」「侮辱」 といった意味の言葉として、ネット の世界ではよく使われます。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2002年11月21日)
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