同人用語の基礎知識

マジかよ、糞箱売ってくる/ マ糞

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TUTAYA が買取を拒否… 「マジかよ、糞箱売ってくる」

 「マジかよ、糞箱売ってくる」 とは、狭義にはマイクロソフトのゲームハード、Xbox 360 (2005年12月10日〜) を中古ショップやネットオークションで売り払うという意味です。 ネット掲示板 で Xbox の アンチ ゲーム ファン が、自分が本体を持っているフリをして売っ払えと、 ネタ として Xbox ユーザーを 煽る 形でよく使われています。

 ただし2009年末にこれが流行語の扱いとなるほど広まると、そのままの意味で使うケース以外にも単に驚きを示す 「マジかよ」 というフレーズを使うためだけにことさら使ったり、「糞箱」 の部分を他のものに入れ替えたり、あるいは全体を略して 「マジ糞箱」「マ糞」 なんて使い方をするようにもなりました。

あまりの語感のよさ、ノリのよさから一気にブレイク

 Xbox をアンチらが 「糞箱」 と罵倒するのは言葉としても古く、散発的にはかねてから使われてはいました。 しかしいよいよシェア争いの旗色が悪くなった2009年前後からは完成された成句 「マジかよ、糞箱売ってくる」 としてゲーム関連の専門板で頻出。 Xbox の価格が下落したり、それに伴い中古の買い取り価格が下落する中、「今のうちに売らないと」 というアンチの煽りとして多用されるようになっていました (返しとしては、「おまえら、どんだけ Xbox 持ってんだよ…」 なんて感じでしょうか)。

 とりわけ2009年12月20日に Xbox 360 の中古買取を TUTAYA (ツタヤ) 東浦和店が中止したとの広告の説明文を取り上げた 2ちゃんねる の人気掲示板、「ゲーム業界、ハードウェア@2ch掲示板」(ゲハ) に立てられたスレッド、「ついに大手ツタヤが箱○の買取を拒否 !!」 では、「マジかよ、糞箱売ってくる」 という レス が殺到。 「いや、買取拒否なんだが…」 というおかしみもあり、そのままゲハ以外の雑談系の掲示板にも一気に広まることとなりました。

 またその際、方々に膨大に書き込まれ、なかでも2ちゃんねるν速に大量に書き込まれた 「マジかよ、糞箱売ってくる」 を見た Xbox ファンが、それをごく少数のアンチ Xbox の仕業として、掲示板運営に 「マルチポストだ、荒らし だ」 と通報したこと (2009年12月27日 「マルチポスト荒らし報告」) から、その行為のおかしみもあって一躍流行語にまで成長してしまいました。

アフラックの替え歌サイトで 「ねことあひるが力を合わせて糞箱売ってくる」

ねことあひるが力を合わせて糞箱売ってくる
アフラック公式スペシャルサイトで
ねことあひるが力を合わせて糞箱売ってくる

 この連投荒らし報告騒動の後には、28日になって、「ネコとアヒルが力を合わせて糞箱売ってくる」 動画も登場。

 これは大手保険会社 「アフラック」 がテレビCM放映をして人気となっていたCMソング、「まねきねこダックの歌」 の3番部分を替え歌として自作できる、同社公式のスペシャルサイトの機能を使ったものでした。

 サイトの機能から、「ちかん のための まねきねこダックの歌」「ちかん のための しあわせ祈願」 と題され、猫とアヒルが舞い踊る中、あの素朴で健気な子供の声で、「まじかよ くそばこ うってくる〜 ニャ〜ゴ まじかよ くそばこ うってくる〜 クワックワックワッ〜クワッ」 などの罵倒ソングとなり、一部の ネット住民 の間で 「これはひどい 」 と話題に。

 同時に 祭り に拍車がかかることになりました。

ビッグタイトル離反と Xbox 360 「垢BAN 祭」 で本体がだぶつき?

 ゲームファン同士の争い、バトル を、俗に ゲハード (Gehād) などと呼びますが、任天堂のファン (妊娠、妊豚)、ソニーファン (GK、出川)、そして Xbox のマイクロソフトファン (痴漢、痴韓) が三つ巴で繰り広げるネット上でのハードを巡る争いは、そろそろ終盤に近づいていました。

 中でも思うようにシェアを伸ばせず、ビッグタイトルを次々に他のハードに奪われていた Xbox 陣営は苦戦を強いられていて、他のゲームハードウェアファンなどは、「ついにゲハード終戦」「もはや戦後処理が始まった」「終戦これで何度目だよ…」 などと Xbox の凋落を煽りたてていました。 そんな中で現れた TUTAYA によるハード買取拒否の一報は衝撃を与え、とどめを刺すようなインパクトが (一部で) ありました。

 なおこの時期に TUTAYA で買取拒否となったのは、同年11月に行われた大規模な不正対策 (改造を施したり違法なソフト (割れ) を使用した本体に、オンラインサービス Xbox LIVE の利用やゲームソフトのインストールができなくなる処理) があり、これら 垢BAN された Xbox 360 本体が大量に出回っていたことも原因と考えられます (「BAN」 された本体ではセーブデータが破損したり オンライン 接続してゲームができなくなりますので、再販 (リセール) は難しくなります)。

 しかし過去に市場から撤退した 「負けハード」 がしばしば末期に買取拒否をされていたので (筆者もドリームキャストで苦汁を呑んでます…(´;ω;`)、「ついに Xbox とそのファン (痴漢) も終わりだな」 という雰囲気が 「ネタ」 として、面白おかしく触れられる絶好のタイミングだったのが相乗したのでしょうね。

「マジかよ糞箱売ってくる」 2009年最後のゲーム関連の流行語に…

 こうした状況に加え、折りしもクリスマス・お正月商戦に入りつつある時期で、さらに人気ソフト 「FINAL FANTASY XIII」 の発売によりゲームの話題が極度に過熱していたこともあり、前述した運営への通報騒ぎによる盛り上がりなども手伝い、2009年最後の流行語のような広まり方をしました。

2010年、ゲーム 「ブレイブルー」 の開発者が 「マジかよ、糞箱売ってくる!」

 2010年7月1日、PS3と同時に Xbox 360 版も発売された格闘ゲーム、「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT」(アークシステムワークス/ 家庭用 BLAZBLUE の第2作目) の開発者が、発売記念のカウントダウンイベントの際に、参加者みんなで 「ブレイブルー起動!」 と Twitter でつぶやくところ、まさかの 「マジかよ、糞箱売ってくる!」 を ツイート。 「それが公式のイベントでやることか」 と大騒動となり、いわゆる 炎上 の状態となってしまいました。

 ある種のノリの良さ、ネタとしてのギャグだったのでしょうし、Twitter を通じて大きな話題となって 炎上マーケティング としての広告効果もバッチリという気もしますが、ファンにとっては許せないネタ、やってはいけないギャグだったのでしょうか。 一部で大荒れとなってしまいました。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2009年12月21日)
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