グロとか蓮とか怖い女の人の顔とか…:(;゙゚'ω゚'):
「精神的ブラクラ」(精神的クラッシャー/ Mind Crasher) とは、それを見た人に精神的な苦痛、ショック、あるいは強い不快感、トラウマを与えるための画像や動画、音声データ、サイトなどのことです。 「精神ブラクラ」 などとも呼びます。
パソコンに過剰で無意味な負荷や OS の強制終了、異常動作などを引き起こすよう 特殊な 「HTML」 や JavaScript が仕込まれた悪意のあるウェブページやデジタルデータなどのことを 「ブラクラ」(ブラウザクラッシャー) と呼びますが、「ブラウザ (あるいはパソコン)」 を壊すのではなく、それを見た人の心、精神を壊すことから、転じて 「精神的ブラクラ」 などと呼ばれるようになりました。
「マインドクラッシャー」「マイクラ」 などとも呼ばれます。
身の毛もよだつ、精神的ブラクラのいくつかのパターン
もっとも多い 「精神的ブラクラ」 と云えば、「グロ画像」 がその代表です。 「グモ」 とも呼ばれる電車の人身事故 (人体が潰れる擬音が由来) などで体の一部が潰れたり切断された死体の画像 (しかも目線がこっちにきている)、顔面などが崩れた病気や奇形の写真、気持ちの悪い害虫や、寄生虫の画像などが、掲示板などに興味を惹くタイトルなどで URL つきで貼られて紹介されたりします。
一世を風靡したものとしては、蓮画像 (蓮コラ) なんてのがあります。 人間の顔や体の表面、皮膚に、蓮の実 (花托) のようなイボイボや小さい孔が無数に開いているもので、人によっては強い不快感、鳥肌が立つようななんとも云えない気持ち悪い気分にさせられます (ちなみに筆者は大の苦手です ><)。
アニメGIF 画像や、偽装 JPEG (拡張子が .jpg になっているけど、途中で切り替わる) などによる、場面転換画像も心臓に悪いですね。 最初は可愛い子猫の画像だったりするのに、途中でいきなりグロ画像に切り替わったりします。 このタイプの 「精神的ブラクラ」 は、画面を凝視させればさせるほど効果が出ますから、たいていは大人数の集合写真とかで、「一見全員女に見えますが、1人だけ男がいますw」 なんて紹介でリンクが貼られ、見た人が 「どれが男だ…?」 なんて、目を皿のようにして画面に見入っていると、突然怖い女の人の顔 (ホラー画像) に切り替わったりします。
またテキスト (文章) の 「精神的ブラクラ」 も存在します。 ちょっとした長文で、すらすら読めるんですが、最後まで読むと、「あなたに呪いをかけました」「…ここまで読んだあなた、あなたの大切な人が近いうちに死にます」 なんて脅しが入ったりします。 一昔前の 「不幸の手紙」 のようで、気にならない人は全く気にならないでしょうが、気にする人は気にしてしまう 「精神的ブラクラ」 の一種と云えます。
さらに巧妙…というか、人によっては強いトラウマになりかねないものとしては、例えばある食品と害虫 (しかも潰れているような状態) とを組み合わせた写真などを、何枚も掲示しているようなものもあります。 その食品と害虫の姿など見た目が 「似ている」 からだったりするわけですが、人によっては、その後のその食べ物を見るとその害虫の姿を思い出したりして、食欲がなくなったり、吐き気を催すようになったりもします。 ストレートなグロでない場合もありますが、こういう深層心理に働きかけるようなものもあるので、注意が必要です。
動画サイトの登場と普及で、精神的ブラクラの破壊力も増大
「YouTube」 や 「ニコニコ動画」 などの 「動画共有サイト」 の登場により、精神的ブラクラの攻撃力、破壊力も格段にアップしているようです。 死体画像に大音量の悲鳴をつけたり、「幽霊の声が聞こえる」「ジングルベルを逆再生すると面白い」 なんて動画で、音量が小さく画面も見づらいのでボリューム (音量) を目いっぱい上げて画面に食い入るように見入っていると突然大音量のノイズや悲鳴、怖い女の人の顔が出てきたりします。
また特定の動画がネット界隈で話題になったり、何か大事件が起こって、そのマスコミ報道などが注目を集めると、それら有名動画の名前と同じ名称で、偽装されたものも出回ります。 前半部分は同じような動画でも、途中から豹変して見る人のハートを直撃します。
筆者はだまされやすいので、多分パソコンしながら死ぬとしたら、精神的ブラクラ開いてショック死って可能性が高そうで
考えてみると、フロッピーディスクも、年に1〜2度、突然ガタガタとブラクラで動いてびっくりするためだけについているような状態だったり…。 これをお読みの皆さんは、筆者のようになりませんよう、注意深く行動するようにしましょう…。
精神的ブラクラから身を守る防衛策としては…?
パソコンに有害な 「ブラクラ」 の場合、特定の有害なタグやスクリプトをソースとして持っている場合があり、これらは類型化されてデータベース化もされているので、「ブラクラチェッカー」 のようなソース解析サイトで、見る前にチェックすることができます。 しかし 「精神的ブラクラ」 の場合、単なる画像や YouTube などへのアップロード動画なので、ソフトウェア的なチェックがしづらい現実があります。
精神的ブラクラ、グロ画像から身を守る6つの方法
そんな中で身を守る術としては、
| 1) | 怪しい URL は極力踏まない。掲示板などに貼られた URL の場合なら、いきなり踏まずに、その後の他のスレッド住人などの反応、レスを見てから判断する。 親切な人がいたら、「グロ注意」「○○は激グロ、踏むな」 などと警告してくれたりします。 |
| 2) | 踏む前に URL をちゃんと見て、グロサイトにつながりそうな特定文字列を含む URL は踏まない (海外の有名なグロサイトの URL に、rotten.com (ロッテン/ グロ以外の画像も置いてある) とか ogrish.com (オグリッシュ/ 完全なグロサイト)、クマ関係のスレッドによく貼られる sixbullets.com や、mat.blogdns.com なんてのがあります)。 またそれらのドメインを知らなくても、ローマ字で見たまんまの 「guro」(グロ) とか 「shitai」(死体) なんてのもあります。 |
| 3) | いきなり全画面表示や大きく表示などをしない。 画面の隅っこにブラウザを移動して、ずらしながら少しずつ見るようにする。 また時間が経つと豹変するタイプに備え、一定時間放置してから見てみる。 |
| 4) | 「2ちゃんねる」 などの場合、専用ブラウザ (専ブラ) などを使って、貼られた画像のサムネイル表示 (小さい見本画像表示) で確認してから開くようにする。 |
| 5) | 「2ちゃんねる」 に、判定スレッド (怪しい URL を貼り付け、踏んでも大丈夫かどうか訊ねることができるスレ) があるので、ここを利用する。 |
| 6) | 「○○で画像検索してみろ」「○○で検索」 なんて書き込みがあった場合、いきなり画像検索したり、検索結果をクリックしたりしないこと。 有名なものに 「グリーン姉さん」(屍蝋 (腐敗せず死体などが蝋化すること) して緑色になった女性の死体の画像)、「女賢者」(異様な目をした女性の顔のアップ)、「POSO」(YouTube などにある6分間ほどの動画で、内戦で敵方の人間を小さい子供も含め殺害する様子を収めたもの)、「眞鍋かをり 住所」(一時期、血まみれの女性の死体写真に大きな音がでるサイトが検索結果に出ていた) などがあります。 これらは 「検索してはいけないワード」「絶対にググってはいけない言葉」 なんて呼ばれてまとめられている場合もあります。 なお 「首切り」 だの 「F1 事故」 だの、「航空機 事故」 だの 「畸形」 だのは、常識で考えてもまともな画像、動画は出てきません。 怖いもの見たさはわかりますが、一度見てしまったら、まだ見ていなかった昔の自分には二度と戻れません。 トラウマになる場合もあります。 注意しましょう。 |
なんてのを、なるべく励行するようにしましょう。
精神的ブラクラとまでは云えない、単なる釣り動画や釣り画像なども
「5分で消す」「15秒で消す」 などのタイトルで一時よく掲示板などに貼られていた画像に、柔道選手、柔ちゃんこと 谷亮子さんの顔面ドアップ (しかも目を閉じてキスを待っているような顔の画像) や、瀬戸内寂聴さんの画像、古くは伝説的なネットアイドルとも呼ばれる TERUMI さんの画像などがあります。 これらは 「精神的ブラクラ」 というより、単なる 「釣り画像」 ですが、人によってはマイクラ判定する場合もあるようです。 まぁ貞子とか、白い顔に真っ赤な口をした怖い女の人に比べるのもなんですが。
また 「MAD動画」 に 「人類滅亡」 というカテゴリがありますが、「幼女の着替え」 なんてタイトルがつけられ、当初はそれにそった内容の動画なのに、肝心なところ、一番見たいところでいきなり隕石が地球に衝突し (NHKスペシャル 「気候大異変―地球シミュレータの警告」 のCGシーン)、ドリフの 「8時だよ全員集合」 の前半コントの終了音楽と共に終了…なんて動画もあります。

