同人用語の基礎知識

持ち物検査

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ゲームにほぼ必須なキャラや装備の有無で詰むポイント 「持ち物検査」

え…持ち物検査!? なにそれ あたしここ通れないの? (寐津菟かき子)
え…持ち物検査!? なにそれ
あたしここ通れないの? (寐津菟かき子

 「持ち物検査」 とは、ゲーム攻略 において クリア するために必須となるような キャラモンスター) や 装備 を、プレイヤー が持っているかどうか厳しく問われるような プレイ 上の障壁のことです。

 例えば特定のキャラや 装備品 がないと通れないルートや突破できないギミックがあったり、敵への 攻撃 にそうしたキャラや装備に基づく 特効 が必要で、それがないとまともに戦えなくなる仕組みなどが代表的です。 これら攻略上の壁があると未所持プレイでは先に進めなくなったり、進めたとしても 難易度 が極端に跳ね上がって時間が膨大にかかってしまったりします。

 なお条件を満たして先に進める状態を 「持ち物検査合格」、そうでないなら 「持ち物検査失格」 あるいは 「門前払い」 と云ったりします。 また持ち物検査がされたゲーム上の場所、あるいは厳しい持ち物検査が行われがちな場所 (例えば極めて高い 難易度設定 がされた最終ステージなど) は、「持ち物検査区画」「エリア」 と呼んだりもします。

持っているのが当たり前? 「人権キャラ・装備」

 ところでゲームプレイにおいて必須とされるような重要なキャラや装備は、とくに 「人権」(人権キャラ・人権装備) と呼ばれます。 持っていないとまるで人権がないかのような扱いをゲーム内で受けることに由来しますが、これら重要な人権を所持していない人は、当然ながらゲームを進める上で大小様々な困難や制約を受けることとなります。

 例えば人権所持を前提とした最適解な編成、あるいは 鉄板テンプレ とされるような強い編成は組めませんから、所持している他プレイヤーと比べてまともなスタートラインにすら立てませんし、それらを使ってプレイしている ガチ勢RTA勢 (先行プレイ勢) の攻略情報も参考にできないケースが多いでしょう。 つまり 「持ち物検査をパスできない」 と、パスしたプレイヤーとは 別ゲー のような状態となり、しばしばまともなプレイが続けられなくなるわけです。

 もちろん 「人権を入手した後でチャレンジする」 という方法もあります。 しかし ネトゲ やソシャゲの期間 限定イベント では人権入手までずっと待つこともできず、攻略が 詰ん でイベントが終わってしまうことになります。 イベントの復刻 (過去イベントを再度 配信 する) があるゲームであれば人権獲得後のリベンジも可能ですが、なければそのイベントで報酬として配布されるキャラや装備も手に入らず、そこに新しい人権や ぶっ壊れ性能 なものが含まれれば、後々それを必須とする状況になった時、さらに高い壁が立ちはだかって泥沼にはまり込んでしまいます。

「持ち物検査に引っかかって先に進めない」 悲痛なプレイヤーの声

 筆者 がわりとよく見るゲームタイトルでいえば、「パズドラ」(パズル&ドラゴンズ) や 「艦これ」(艦隊これくしょん) などで、ガチャドロップ の運に見放されたりゲーム開始時期の関係で特定のキャラや装備を持たないプレイヤーが極端な高難易度に見舞われ、「持ち物検査に引っかかって先に進めない」「条件を達成できずギミックが解除できない」「ルートが解放できない」「脱落しました」 などと嘆いていたりします。 とくに 「パズドラ」 では、プレイヤー間でこの言葉が頻繁に使われます。

 もちろん人権所持が絶対条件でなければ、プレイヤーの工夫や頑張り次第では、それら困難や制約を何とか突破してクリアできることもあるでしょう。 運が絡むゲーム (お祈りゲー) なら、試行回数を増やせば立ちはだかる障害をわずかな確率で抜けられるような仕組みになっている場合もありますし、プレイヤーがいかにプレイ時間と気力を捻出できるかが勝負となっていることもあります。 また場合によっては、単に人権未所持プレイヤーがちょっと不利になっただけなのに必要以上に 萎え て、ことさらに被害者ぶって大げさに愚痴ったり ヘイト をまき散らしているだけのケースだってあるでしょう。

 とはいえ、好きで始めたゲームならば仮に不利な条件が課せられたとしても上手く工夫してプレイしたいですし、学生などで時間だけはあるのなら、レベル の制限くらいなら頑張ってキャラや装備を育成して突破できるでしょう。 しかし特定のキャラや装備が必須で入手方法は 課金 ガチャのみといった場合、運に見放されお金も尽きたら諦めるしかなくなります。

 ゲームもビジネスですから、お金や時間を掛けたら掛けただけ楽になるのは 顧客 サービスとしてある程度当然とはいえ、門前払いはあまりに悲しいですし、それではプレイヤーの裾野だって広がらないでしょう。 様々な スタイル の遊び方を、ある程度は許容する仕組みのゲームが増えて欲しいものです。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2018年12月22日)
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