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不等号厨

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とりあえず何でも格付け・ランキング…「不等号厨」

 「不等号厨」 とは、不等号 (「<」 や 「>」) を使い、どっちが優れている、劣っているなどの格付け、ランキングをつける人、あるいはそういった種類の 掲示板 への書き込みスタイルのことです。

 例えば1より2が大きい場合、不等号を表す記号を使って 「1<2」、もしくは 「2>1」 なんて表しますが、これを好きな マンガアニメゲーム、タレントなどの人気や実力の 「格付け」「ランキング」 などに使ったりします。 一例として、1、2、3、4という全部で4つの要素があったとして、次のような書き込みになります。

 1>>>2>>>>><超えられない壁>>>>3>>>>>>>>>>>4

 この場合、1がもっとも優れていて、それにわずかに届かず2が続き、「超えられない壁」 を挟んで3となり、末尾の4が 「最低最悪」 となります。 不等号 「>」 の数だけ離れていることになり、「超えられない壁」 は3や4が今後どのような状況変化、成長などがあっても絶対に1や2に到達しないことを意味します。 「超えられない壁」 の代わりに、「∞」(無限大) を使う場合もあります。

なぜ 「厨房」 なのか

 ところで 「不等号厨」 の 「厨」 ですが、これは 厨房 (ちゅうぼう) を意味します。 厨房とは中学生の坊主 → 中坊、転じてガキっぽい頭の悪い人に対する 誤変換当て字 による罵倒語で、典型的な、何かを叩くための侮蔑的な ネットスラング ですが、では 「不等号」 を使う人がしばしば 「厨房扱い」 されるのは、一体なぜなのでしょうか。

 ひとつには、固有名詞と不等号のみで作った文章に、レス としての面白みや価値が見出せない、つまらないという考えがあります。 自分の文章できちんと筋道を立てて 「これは良い」 と主張できていない、なんら新規情報や論拠を提示せず (できず)、そのくせ 「何かを語ってる」 つもりになっていて、見苦しいという訳ですね。

 またその格付けが客観的に正しいもの、数値化して比較できるもの (例えば視聴率とかソフトの販売数、製品の スペック など) ならともかく、単なるその本人の思い込み、主観に過ぎないランキングが非常に多いという問題もあります。 「つまらないし、正しくもない」 という訳です。

 こうした不等号を使った 「俺が好きなものは価値がある」「自分は多数派の側にいる」 というアピールは、パソコン通信 の時代から存在し、似た言葉である 「比較厨」 ともども、「不等号厨」(不等号厨房) という言葉も1990年代末には インターネット で使われていたようですが、ただし ネタ として面白い格付けとなっている場合もないわけではなく、一定の書き込みスタイルとして長く見かけるものとなっています。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2001年8月5日)
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