同人用語の基礎知識

メンズナックル語
ガイアが俺にもっと輝けと囁いている

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ガイアが俺にもっと輝けと囁いている… 「メンズナックル語」

雑誌 「メンズ・ナックル」
雑誌 「メンズ・ナックル」
(MEN'S KNUCKLE / ミリオン出版)

 「メンズナックル語」 とは、2007年10月創刊の男性向けストリートファッション雑誌 「メンズ・ナックル」(MEN'S KNUCKLE / ミリオン出版) のキャッチコピーや、それに近いテイストのセリフやキーワード、言葉遣いのことです。 略して 「メンナク語」 ともいいます。

 女性向けのいわゆる 「ギャル系」「キャバクラ嬢」 の 「おしゃれ」 をテーマにした女性向けヘアメイクファッション雑誌に、2005年10月1日創刊の 「小悪魔ageha」(インフォレスト) がありますが、「メンズ・ナックル」 はそれ以前からあった男性向けストリート誌の内容を踏襲しながらも、これの男性版のような空気を持つ雑誌と云えるでしょう。

 内容的には 「men's egg」 の増刊として、「女性にモテるファッションセンスや恋愛テクを、街 (ストリート/ リア充街) のイケてるお兄さんやホストから学ぼう」 というスタイルになっています。

 雑誌自体は今風の20代の イケメン 男性が最新のファッションに身を包む、ごく一般的なグラビア誌の体裁なのですが、表紙に踊るキャッチコピーや、とりわけ中身の記事の 「ストリートスナップ」 の写真のキャッチや本文があまりに 「ぶっ飛んでいる」 と注目を集め、「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」 などが面白みのある言い回しとして、創刊号発売後すぐに 掲示板2ちゃんねる の若い男性が集う板 (VIP板など) で話題に。

 その後もキャッチコピーのボルテージは上がり続け、ネット では新しい号が出るたびに 「イケてるキャッチコピー」 が集められたり、「メンズナックルキャッチコピーまとめ」 とする まとめサイト が作られ、一連の言い回しを 「メンズナックル語」 と呼ぶようになりました。 なお類似の雑誌に 「メンズ・スパイダー」(MEN'S SPIDER/ リイド社/ メンスパ) や、「ホスト・ナックル」(HOST KNUCKLE/ ミリオン出版/ ホスナク) などもあります。

どう考えてもコピーライターに腐女子がまざってるだろ…

メンズナックルキャッチコピーまとめ サイト
メンズナックルキャッチコピー
まとめ サイト

 「メンズナックル語」 とされるセリフがどんなキャッチコピーなのかは、実際に実物を見るのが早いでしょう。 だいたいこんな感じとなっています。

イケメン×伊達ワル。激モテの回答完了。
神はモテ過ぎることを禁止していない。
俺は貴族なんだ。正確には伯爵だ。
一夜の愛を永遠の想い出に変える錬金術師。
その輝きはオルバースの逆理を超えた。
そう、オレこそが乙女心の暗殺者。

 若者向けファッション誌のコピーや 煽り などは昔から大げさでテンションが高く、時として意味不明なものだったりして話題になったりもするものですが、この 「メンズ・ナックル」 のコピーは 「群を抜いている」「一線を越えている」 と云えるでしょう。 筆者も長らく若者向け雑誌に仕事でかかわっていた時期がありますが、ここまでのものを毎月量産するのは、かなり大変…もしくは無理だと尊敬してしまいます。

「伊達ワル」 など造語力も旺盛

 とくに 「不良を意識したファッション」(本当に悪いことをするわけじゃない) を、「伊達ワル」 と表現したのは素晴らしいですね。 聞いただけで意味がすぐに分かりますし、「不良風ファッション」 とか 「ちょいわるおやじ」 などに比べると、コンセプトは良く云えば 王道、悪く云えばありきたりながら、語感もよく言葉としての完成度がずっと高い気がします。

 まぁネットでの取り扱いは ネタ として冷ややかに見るなんてのが本当のところだったりはするのですが、「このBLACKはダークマターより神秘的」 とか 「オマエだけを護る守護者が欲しくないか?」「時代が生んだ傑物ダーク・ナイト」 といった妙に ファンタジー なものや、「ギャラクティカ・ビックバンに攻め落とす!」「コスモがオレをエロスへ導く」 などは、「どう考えてもコピーライターにオタクか聖闘士星矢萌えの 腐女子 が混ざってるだろこれ」「少なくとも少年ジャンプのベテラン 愛読者 だろ」「ちょっとストリートのノリとだいぶ違うぞそれ」 との突っ込みどころがあるのも良いようです。

「大言壮語」 といえば…

 なお同じ頃に、「大言壮語」 な 「俺語録」 で話題になったタレント、ミュージシャンの押尾学さんのしゃべったとされるセリフをまとめた 「押尾語録」(お塩語録/ お塩先生語録) なんてのもネットでは話題になっていました。

 「俺がテレビに出てない時は、どこかでロックしてるんだ」「俺の音楽にロックを感じない奴は二度とロックの本質に触れられない」「どいつもこいつも、俺を見てやがる」「バイクは好きだね。っていうよりも、バイクが俺を求めてる」 など、「メンズ・ナックル語」 に近いテイストがありますが、2009年に同タレントが合成麻薬 MDMA 使用の疑いで逮捕されると、ネット界隈でこの出所不明で怪しげな語録が注目を集めることとなりました。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2008年1月19日)
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