同人用語の基礎知識

島/ シマ

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複数の 「サークルスペース」(机) のひとかたまりが 「島」 です

 「島」 とは、複数の机を組み合わせてひとつの固まりとすること、あるいはかたまりそのもののことです。

 元々は、スーパーマーケットや百貨店、商店などの商品陳列のための什器 (商品棚や陳列棚に使う平台) を店内フロアに配置するための建築、流通用語で、こうした配置での陳列を 「島陳列」 などと呼びます (壁際は 「壁陳列」)。

同人イベントでの 「島」 とその位置の役割

「島」の模式図
島」 の模式図
島中
島端 お誕生日席
島角(島端とも)

 同人の世界では、同人サークル同人誌即売会 などに サークル参加 した際に、会場から専用スペースとして提供される机とイスのセット、サークルスペース/ SP の複数の組み合わせ、「スペース列」 が 「島」 となりますが、実際の形状は右図にある通り、長い 「ロの字」 形に長机を組み合わせる場合が多いようです。

 この 「島」 をひとつの 「単位」 として、「島」 の中央部分は 「島中」(/ 内側の通路のみに面しているため、あまり混雑するサークルは配置しづらい)、島の両端部分を 「島端」「お誕生日席」(/ 外側と内側の通路両方に面しているため、混雑が予想されるサークルを配置しやすい/ 誕生石とも) と呼びます。 うち、「壁」 に面している場合には、「内壁」 などと呼ぶ場合もあります。

 また同じ 「島中」 でも 「島端」 に近い場所を 「島端横」 と呼びます。 なお同じ面に隣り合う 「サークルスペース」 は、「島並び」 などとも呼びます。 誰でも知っている有名サークルと並びになった場合には、「○○さんの島並びです」 なんていうと、かなりわかりやすいです。

 さらに 「島端」 の部分のさらに左右の端を「島角」と呼びます (/ 「島」 の中ではもっとも 混雑対応 がしやすい)。 これらの言葉の元となった建築・流通用語では 「エンド」「島エンド」 などとも呼びます。 なお 「島端」 ですら対応できないほど混雑が予想されるサークルは、「壁」 に配置され、壁サークル などと呼ばれます (さらに非常口なんてのも…)。

同じジャンル、カテゴリのサークルが一まとめになる 「島」

 一般的に 「同人イベント」 では、似た ジャンル、似た傾向の 「サークル」 は近接して 配置 するのが普通ですので、基本的には同じジャンル (ジャンルコード が同じだったり、作品傾向や カップリング が近い 同人誌 を出している 「サークル」) が、同じ 「島」 になる場合が大半です。

 そのため、「個々のサークルにこだわらず、そのジャンルの同人誌を片っ端からまとめて買う」 ことを ジャンル買い の他、島買い などと呼んだりもします。 ただし オンリーイベント の場合には、当然ながら会場全体が全て同じか極めて似たジャンルになりますので、コミケ など大規模なイベントで、もっぱら使われる言葉となります。

 また 「島」 がいくつかまとめられたものを 「ブロック」 と呼びますが、マイナージャンル で 「サークル」 の数が少なく、「ブロック」 にまで至らない、たった1つの 「島」 で全サークルが入ってしまう場合には、「ひと島ジャンル」 などと呼ぶ場合もあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 1999年10月10日)
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