同人用語の基礎知識

配置/ サークル配置

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原則としてサークルのジャンルや同人誌頒布数などを参考に配置します

 「配置」「サークル配置」 とは、「同人イベント」 の会場内での、参加サークルの 「サークルスペース」 の場所を決めること、あるいは 「所在地」 の事です。 「位置」 とも呼びます。 またサークルの配置を地図状に一覧にしたものは、「配置図」 と呼びます。

 大抵は 「E-32a」 とか 「44」 とか、記号や数字で表され、「サークルスペース」(机) に張り紙などで表記し、またカタログにもサークル名と一緒にその番号などが記載されます。 「コミックマーケット」(コミケ) のように会場が巨大だったり複数日開催される場合は、「2日目 東館2 X-01b」 などと表記する場合もあります (ちなみにコミケなどにおける末尾の 「a」「b」 は、1本の長机を2分割して使うので、左右で 「a」「b」 が割り振られています)。

活動ジャンルによって、大まかな 「配置」 の振り分けをします

 実際の 「サークル配置」 のフローですが、イベントへの 「サークル参加」 の申し込みの際に 「同人サークル」 側が自己申告した活動ジャンル (カテゴリ/ 二次創作なら元ネタの作品名や、「カップリング」 の傾向、「18禁」 の内容があるかないか、その他) を基にした 「ジャンルコード」 や作品傾向を参考に、イベント主催者側が他の参加サークルとのバランスを考えてレイアウトを行います。 

 当然ながら、一般的には似た傾向のサークルはなるべく一ヶ所に集めるような感じでまとめます。 また 「よろずサークル」 (異なったジャンルをごちゃまぜで活動しているサークル) の場合は、メインとして活動しているジャンル、作品数の多いジャンルや、その申し込みイベントで新しく出す 「同人誌」「新刊」) のカテゴリなどを申告するとハズレがないようです。

 ここまでは、同人サークル側の自己申告である程度確実に 「位置」 を決められるものなので、申し込みの際は、ジャンル申請は慎重に行いましょう。 何かの間違いでちょっと 「位置」 がずれると、もうまるでお客さん (「一般参加者」 など) の反応が変わってしまったりしますから、運が悪いと自分たちサークルは 「本が売れない」「回りは知らないサークルさんだらけ」、一般参加者は 「目的の本が見つからない」 になってしまいます。 誰の得にもなりません。

混雑対応の必要なサークルは、壁やお誕生日席に配置されます

 「配置」 の要素として次に重要なのは、そのサークルの同人誌の頒布数です。 「同人誌」 を大量に頒布するサークルを、俗に 「大手サークル」 などと呼びますが、購入希望者が殺到するこうしたサークルを通路の真ん中に配置してしまうと、行列が通路を塞いで会場内の混雑に拍車を掛けてしまいます。

 こうしたサークルは 「混雑対応が必要なサークル」(混対サークル) として長い行列ができても比較的困らない場所、例えば建物の壁際とか、机を並べた 「島」 の中でも両端部分 (「お誕生日席」 なんて呼びます) などに配置されるケースが多くなっています。 転じて 「壁サークル」 などは、「大手サークル」 の代名詞のような言葉となっていますね。

 なおこうした 「混雑対応」 も、申し込みサークル側の同人誌持込数や過去実績 (過去のイベントで同人誌が何冊売れたか) の自己申告などを主催者側が参考にして配置しますが、「壁際にサークルスペースがあると大手っぽく見えて宣伝になる」 と考えるサークルの存在もあり、必ずしもサークルの自己申告だけで決定している訳ではなく、イベント主催者側の過去の状況把握の情報などによってそのつど調整されます。

 稀に、全くの新規サークルが大行列になり現場が混乱する場合もありますが、こればかりは当日にならないと分からないこともあり、イベント主催者側も全能の神様ではないのですから、イレギュラーな状況が起こったら周りで協力して乗り切りたいものです。 まぁ、閑散とした自分のサークルスペースの前に、よそのサークルの行列が立ちふさがる形で作られると腹が立つものですがw

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 1999年9月10日)
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