同人用語の基礎知識

アングラ/ アンダーグラウンド

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地下に潜ると、地上のルールは及びません

 「アンダーグラウンド」 とは、Under Ground、すなわち 「地下」 の事で、表沙汰にできず陰に隠れてこっそりやるような内容の趣味や嗜好、職業、あるいはその団体、それらについての話題の事です。

 最近では 「違法」 なもの、「犯罪的」 なものを指す場合が増えていますが、「マイナー」 や 「インディーズ」 の意味や 「キワドイ」(キワモノ)、「不健康で不健全なもの」 の意味で使われるケースもあります。 略して 「アングラ」 とか 「UG」 と呼ぶ事もあります。

 似た傾向を持つ言葉として、「海賊版」 や、それが転じた 「山賊版」 などという言葉もありますが、こちらも地下に潜って行われるケースが多いものの、違法コピーや 「著作権」 を無視した偽物、パチ物の意味が強い言葉となっているので、カテゴリを問わない 「アングラ」 が一般には良く使われているようです。

アングラ劇場、アングラ文学、アングライベント、アングラ掲示板

 薬物などの犯罪行為はともかく、地下に潜る、一般のルールやモラルを問われないとのイメージがある 「アングラ」 は、前衛芸術や犯罪もしくは犯罪スレスレのポルノや過激なストリップなどの 「エロ」 関係、過激な残酷表現、ホラー表現を持つ 「怪奇幻想」 関係などでも、「ヤバさ」「刺激的で過激なイメージ」 を演出するためにことさらに使うケースもあります。

 現在頻繁に耳にする 「アングラ」 としては、ネットの掲示板などが代表でしょうか。 ただし 「アングラ」 のイメージのある掲示板などでも、利用者が増えて一般化すると際どさがなくなったりします。 Yahoo! や Google で検索して簡単に出てくるような掲示板が 「アングラ」 とは云えませんので、いわゆる 「裏サイト」「闇サイト」 などが現在はそれにあたるんでしょう。

 一方 「同人」 の世界では、そもそも同人の世界そのものが 「アングラ」 だとの認識をされるケースもあります。 ただ 「コミケ」 に 50万人以上が訪れ、同人作品のいくつかがアニメや映画になったり、あるいはマスコミなどでも大きく報道される現在では、「同人そのものがアングラ」 とは、ちょっと云えない感じです。

 その場合、「海賊版同人誌」 とか、違法ダウンロードサイトを運営する 「同人ゴロ」 のような存在が、アングラと呼べるのかも知れません。 まぁ関わらないのが正解でしょう。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2004年08月05日)
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