同人用語の基礎知識

受け

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「受け」…多くの場合、同人誌の主人公です

 「受け」 とは、同人マンガSS などに登場する キャラクター 同士の組み合わせ、カップリング において、「受身」「受動的」 な役割や性格を持つキャラのことです。 またそういった性格を持つキャラを 「受けキャラ」 とも呼びます。 反対に能動的なキャラは 攻め と呼びます。

 肉体的に受け身である、例えば男女カップルにおける女性的な意味になりますが、同人マンガでは同性の組み合わせはむしろ多数派だったりしますので、同性愛におけるいわゆる 「タチ」 「ネコ」 の 「ネコ」 (英語で 「bottom」 とも) だと云えば、分かり易いかも知れません。

 一般的に 同人誌 では、ごひいきのキャラは 「受け」 にまわるのが普通ですので、言葉の意味としてはほぼ主人公と同じような感じですね。 商業誌などでは、いわゆる 「攻め」 側が主人公となっている場合が多いので、この描く側の視点や感情移入の方向の違いは、ちょっと面白いテーマですね。 まぁHマンガの場合、「描き手」 や 「読み手」 は 「攻め」 のつもりで取り組むんでしょうから、当然なんでしょうけれど。

 ちなみにカップリングの表記をする時に、キャラの名前を 「X」 でつないで表す場合があります (Xを略して書く場合も多いです)。 例えばキャラAとキャラBなら 「AXB」 ですが (Xを略すとAB、さらにキャラ名なども略す)、通常は左側に攻めキャラ、右側に受けキャラを書く場合が多いので、受けを 右・右向き などと呼ぶこともあります。

誘い受け、小悪魔受け、女王様受け…種類ありすぎ ><

 なお、同じ 「受け」 キャラでも、例えば 「誘い受け」(精神的には攻めだけれど肉体的には受け) や、「小悪魔受け」(エッチにまでは至らない時点まで誘う、可愛いがゆえに小憎らしい受け)、「女王様受け」(受けが威張って攻めがへつらう肉体的な受け)、「けなげ受け」…などなどいくつかのバリエーションがあり、なかなか複雑だったりします。

 これらの個別的なパターンはどんどん新しいバリエーションが生まれていますし、言葉が一人歩きして別の解釈で使われるケースも多く、正直、かなりわかりにくいですね (^-^;)。 厳密な定義などはつけずらく、その時代その時代の空気に沿って、使う人の年代と複合しつつニュアンスも変わっているといった感じでしょうか。

 ちなみに男性でありながら女性的な考え方や生体反応を行い、また女性の服装などを身にまとったり顔以外の体が女性化しているような極端なキャラを 性別受け などと呼んだりもしますが、これは 「カップリング」 における 「受け」、「攻め」 の 「受け」 とは別に考えるのが一般的です。 ただし 「無関係」 ではありません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年4月25日)
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