同人用語の基礎知識

受け

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「受け」…多くの場合、同人誌の主人公です

 「受け」 とは、同人マンガSS などに登場する キャラクター 同士の組み合わせ、カップリング において、「受身」「受動的」 な役割や性格を持つキャラのことです。 またそういった性格を持つキャラを 「受けキャラ」 とも呼びます。 反対に能動的なキャラは 攻め と呼びます。

 肉体的に受け身である、例えば男女カップルにおける女性的な意味になりますが、同人マンガでは同性の組み合わせはむしろ多数派だったりしますので、同性愛におけるいわゆる 「タチ」 「ネコ」 の 「ネコ」 (英語で 「bottom」 とも) だと云えば、分かり易いかも知れません。

 ちなみにカップリングの表記をする時に、キャラの名前を 「X」 でつないで表す場合があります (Xを略して書く場合も多いです)。 例えばキャラAとキャラBなら 「AXB」 ですが (Xを略すとAB、さらにキャラ名なども略す)、通常は左側に攻めキャラ、右側に受けキャラを書く場合が多いので、受けを 「右・右向き」 などと呼ぶこともあります。 中でも根っからの受けキャラは、「極右」 と呼ぶケースもあります。

男性向け女性向け・18禁健全、様々な受け

 18禁、いわゆるエロを含む作品の場合、受け・攻めの役割分担はシンプルです。 端的にいえば、性行為において入れられる方が受け、入れる方が攻めです。 またこうした肉体的なつながりを伴う受け・攻めの場合、男性向け作品、女性向け作品ともに、ごひいきのキャラが 「受け側」 に回るケースが比較的多いでしょう (とくに男性向け作品の男女カップリング (ヘテロ) では、当然ながらその傾向が極めて強い)。

 結果的にこうしたケース (受け萌え) の二次創作の 同人誌 では、作者ごひいきの受け側キャラが物語の主人公やメインキャラとして扱われるケースがいきおい多くなっていますが、男性向け商業エロ作品などでは、攻めとなる男性側が主人公となっているケースも多いので、この描く側の視点や感情移入の方向の違いは、ちょっと面白いテーマですね。 想定読者が男性のHマンガの場合、「描き手」 や 「読み手」 は攻めのつもりで取り組むんでしょうから、これは当然なんでしょうけれど。

 一方で、ごひいきのキャラを攻め側にする作品 (攻め萌え) もあります。 こちらのケースでは、好きな相手に必死にアタックする姿や、受けキャラに対するけなげな愛、逆に大人のムードでスマートにリードする姿、お調子者・手慣れた遊び人としての姿など、受けとはまた違った多彩な魅力を引き出すことができます。

 肉体関係や性的な愛情を必ずしも伴わない作品、健全系のギャグやほのぼの系などでも、受け・攻めといった分類を性格や考え方などに広げてあてはめるケースも増えています。 好きなキャラや、場合によってはオリジナルのキャラなども使い、様々な受け・攻めのバリエーションが今も作られています。

誘い受け、小悪魔受け、女王様受け…種類ありすぎ ><

 なお、同じ 「受け」 キャラでも、例えば 「誘い受け」(精神的には攻めだけれど肉体的には受け) や、「小悪魔受け」(エッチにまでは至らない時点まで誘う、可愛いがゆえに小憎らしい受け)、「女王様受け」(受けが威張って攻めがへつらう肉体的な受け)、「けなげ受け」…などなどいくつかのバリエーションがあり、なかなか複雑だったりします。

 これらの個別的なパターンはどんどん新しいバリエーションが生まれていますし、言葉が一人歩きして別の解釈で使われるケースも多く、正直、かなりわかりにくいですね。 厳密な定義などはつけずらく、その時代その時代の空気や流行した作品の設定などにに沿って、使う人の年代と複合しつつニュアンスも変わっているといった感じでしょうか。

 ちなみに男性でありながら女性的な考え方や生体反応を行い、また女性の服装などを身にまとったり顔以外の体が女性化しているような極端なキャラを 性別受け などと呼んだりもしますが、これは 「カップリング」 における 「受け」、「攻め」 の 「受け」 とはまた別に考えるのが一般的でしょう。 ただし 「無関係」 ではありません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年4月25日)
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